巷でよく聞くキク英文法という参考書。オススメしている人が多いけど、難しいって声もあるし、実際のところはどんな参考書なのかな…?
オススメしているYotuberも多いけど、ぶっちゃけなところ、本当に良いの?
現役バリバリで受験勉強をしている学生から、英語のやり直し勉強をしている社会人など、幅広い層が利用している『Amazon第1位』に輝いた超絶ベストセラー、その名も『キク英文法』。
結論から申しますと
キク英文法は大学受験やTOEICの基礎固め、さらには英会話にも生かすことができる最強の一冊!
とハッキリ自信を持ってオススメできる参考書です。
実際に僕は『キク英文法』を100周以上(マジで)は勉強して、英会話やTOEICに使える基本的な文法を頭に叩き込んだぞ!
この記事を書いてる僕は、キク英文法を100周以上勉強して、徹底的に使い倒した結果、当時目標としていたTOEIC800点を越えることができました。
Amazon第1位にも輝き、超絶ベストセラーとも言える『キク英文法』。
100周以上勉強した僕だからこそ書くことができる感想や勉強法となっているので、ぜひ、最後まで読んでみてください!
この記事を最後まで読んだら、今すぐにでもキク英文法を使って英語の勉強がしたくなるはず!
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そもそも文法学習は必要?
キク英文法の紹介をする前に、そもそも「文法学習なんて必要なのか?」と思われている方もいることでしょう。
巷でこんな噂を聞いたことはありませんか?
英会話に文法なんていらねーよ!感覚でOK!
といった意見や
英語なんて、マジでノリとジェスチャーでなんとかなるってば!
さらには
英文法なんて勉強してもマジで無駄。ネイティブは文法なんて気にしてないよ!
なんて言葉も耳にした事がある人はいるかもと思います。
そんな甘い言葉の数々は、今すぐ、忘れてください。
確かに、ごく一部の「生まれ持った陽キャの性質」を持っている人は、感覚でどんどん英語力をつけていき、適当にジェスチャーと単語を繋いで喋ってたらいつのまにか喋れるようになった、みたいな人もいます。
ただ、そのごく一部の人を除き、大人になってから英語を学び直したり、ノンネイティブの人はほとんどが
「基本的な英文法」
は必ず勉強をして、TOEICで点数を取れるようになったり、英会話ができるようになっているのです。
英文法を学ぶということは
など「英語を読んだり聴いたり話したりする際に必ずみにつけておきたい基礎能力」を身につけるということなのです。
英文法を学ばずに英語を話すなんて、リフティング練習せずにサッカーを上手くなりたいって言ってるようなもんだぞ!
つまり、英文法を勉強することは「英語の勉強では避けては通れないこと」だと言えるでしょう。
避けては通れない、などと聞くと、不安になる方もいるかも知れませんが、大丈夫。
そんな悩みを一冊で解決できる参考書、それが「キク英文法」なのです。
キク英文法の簡単な紹介
『キク英文法』は2007年にアルクから出版された英文法用のテキストです。
様々な英語学習系YouTuberやインフルエンサーもオススメしており、Amazon売れ筋ランキング本 英文法・語法部門でも第1位を獲得。シリーズ500万部突破という、超絶有名な参考書なのです。
英文法を勉強しようと考えた人なら一度は必ず名前を聞いたことがあるぐらい、超絶有名な参考書だぞ!
主要な100大学+センター試験の過去問題を分析し、大学入試に必要な英文法212項目を7週間でマスターできる構成となっています。
また、大学受験だけではなく、この212項目をマスターすれば、
- 海外に留学する
- 英語を使った仕事に就く
- 英会話の土台を作ることができる
など、より高い目標を達成するための土台ができるのです。
キク英文法のレビュー
①日常会話やTOEICで必要な英文法をほぼ全て勉強することができる
キク英文法では主要な100校の大学入試&センター試験の過去問を分析して、本当に必要な英文法212項目を勉強できます。
…これだけではちょっとむずかしいかもしれないので、100周以上キク英文法を勉強した僕の感想としては
「日常生活や、試験にでてくるような文法表現はほとんどわかるようになる」です。
TOEICや、難しくない日常会話では、文法がわからないということはほとんどなくなったぞ!
それぐらい、キク英文法は必要な文法が網羅されていると感じました。
実際に、キク英文法で勉強した後TOEICのPart5(文法問題)を解いてみた時の流れとしては
といった感じでした。
また、日常会話においては、もちろん難しい単語などがあれば英語を聞き取れないことはありますが、体感としては「喋っている内容で使われている英文法の8割以上理解できる」という感じです。
つまり、キク英文法は『TOEICや日常会話で使う基本的な文法』をしっかりと抑えることができるのです。
②ストレスなく勉強ができるページデザイン&持ち運びしやすいサイズ感
英語の勉強をする際に、僕が一番大切にするのは「勉強をしやすいかどうか」です。
内容がどれだけ素晴らしくても、勉強しにくいデザインだったり、持ち運びにくいサイズ感だと、どうしても勉強を継続できないので(言い訳するな)その点、キク英文法は「見開き左には例文、右側には解説」とシンプルなデザイン。
持ち運びしやすいサイズなので、仕事の昼休憩には会社の食堂の端っこで1人ヒソヒソと本を読んでるフリをしてキク英文法で勉強してました(悲しい)
勉強しやすいデザインと持ち運びしやすいサイズ感のおかげで、どこでも勉強ができたぞ!
また、僕はカバーを取って普段勉強する派なのですが(知らんがな)、個人的にカバーを取った時のデザインがかなり好きだったので、何周もしていくうちにどんどん愛着が湧いていきました。
③付属CDや専用アプリで耳を使って学習可能
『キク英文法』という名前だけあって、本書のコンセプトは「耳」から英文法をインプットするということ。
付属CD、もしくはアプリを利用して音声学習が可能なのですが、僕はもっぱら専用のアプリを利用して移動中も音声を聞いて復習をしていました。
通勤中の電車や、寝る前の時間など、1日で学習した範囲を音声で聞いて復習してたぞ!
また、テキストを見ながら音声を聞いて、声に出すことで、発音の練習などもしていました。
テキストをじっと見つめて黙々と勉強するのもいいのですが、家では英文を声にだして定着させていくことで、自然と英文法力がついていくのを実感しました。
キク英文法のデメリット
英語を初めて勉強する人にはちょっと難易度が高い
『キク英文法』に関して、ここまで良いことばかりを話してきたのですが、最大のデメリットがあるのもキッチリとお伝えしなければなりません。
それは
「英語をはじめて(久しぶり)勉強する人が1冊目として取り組むには、ちょっとレベルが高い」
ということです。
そんなことを言えば
いや、お前さっき自信満々にコレ一冊で英文法の悩み解決できるって言ってたやないか!
と鋭いツッコミが入りそうですが…。
色々なYouTuberの方やインフルエンサーの方が「キク英文法一冊で文法は完璧に!」とおすすめされてますが、キク英文法を初めの1冊として利用したら、間違いなく挫折すると思います。
その理由としては
本書はどうしても「高校生以上の英語力がある人=中学英文法を学んでいる人」が取り組むことを想定して作られているので、中学英文法がそもそも怪しい人が取り組むと
え?解説あっさりしすぎじゃない?
と感じてしまうと思います。
また、1日2項目×49日でできる構成になっているとは言いますが、正直このボリュームを全く勉強してこなかった人がいきなり取り組むのは少しキツイと思います。
そのため、いきなりキク英文法を取り組む自信がない人は
「中学3年間の英語を10時間で復習する本」
から取り組むことをオススメします。
この本では、1時間×10項目で、合計10時間で中学英語の復習が完了するので、初学者の人にはオススメです。
もしもまだ「中学英語もちょっと怪しいレベルなんだよなあ…」と思われる方は「中学3年間の英語を10時間で復習する本」を取り組んでからキク英文法を取り組みましょう。
キク英文法のオススメ勉強法
次に、約2ヶ月で英文法を完璧にできるキク英文法のオススメの勉強法を紹介します。
最初はしんどいかもしれないけど、とにかく英文法は「何周もすること」で自然と覚えていけるぞ!
STEP1 英文法のルールを学んでまずは1周【目安期間:1週間】
まずは「完璧でなくてもいいので1周とにかく完了」させることを意識しましょう。
他の方や、本書でもオススメは「1日2項目、じっくりと進めていく」というのがオススメされているかもしれませんが、ここでのオススメは「まずはスピード重視で初めに1周完了させる」ことです。
完璧よりも、まずは完成を優先することが初めは肝心だぞ!
1周目で完璧に理解するのではなく、初めは「ほーん、文法ってこんな感じなんか」ぐらいで大丈夫です。
まずはスピード重視で1周し、英文法の全体像をざっくりと理解していきましょう。
STEP2 深く理解することを意識2〜5周【目安期間:約4週間】
1周まずは完了したら、次は「深く理解するために2〜5周」していきます。
この際に意識する点としては
文法のルールを人に説明できるようになるぐらい理解する
ということです。
英文法の勉強は、最初はもちろん暗記も必要ですが「丸暗記したけどイマイチ理解していない」という状態ですと、実際に使えるようになりません。
そのため理解した内容を軽くでも大丈夫なので説明ができるレベルまで勉強していきましょう。
自分が学校の先生になったつもりで相手に説明できるようになるまで勉強しよう!
1周目とは違い、2周目以降は各章の問題も解いていき、理解度を確認しましょう。
STEP3 自分で英文を作成&音読6〜10周【目安期間:約4週間】
最後のステップとしては「自分で英文を作成&声に出して英文を定着させる」です。
ここまできたら英文法の構造はかなり理解できてきていると思うので、さらに力をつけるためにも、理解した英文法を実際に使っていく必要があります。
例えば「動名詞だけを目的語に取る動詞(enjoy)」の文章を自分で作成するとしたら
I always enjoy listening to hiphop song while I`m driving(私はいつも運転中にHIPHOPを聴いて楽しむ)
など、自分で文章を作ってみましょう。
自分で文章を作ることができるということは、理解ができているということです。
そしてその作成した英文を何度も声に出して読んでみましょう。
声に出して読むことで、より定着率が高くなりますし、実際にその英文法を使う状況になった時にもスムーズに使えるようになります。
声に出して何度も何度も繰り返すことで、英文法の理解度がさらに向上するぞ!
この際に大切なのが「その英文が使われているシーンを想像して、声に出す」ということです。
そうすればするほど、実際に使う時や、試験で似たような表現が使われた際に、素早く対応できるようになります。
こんな人にキク英文法がオススメ
キク英文法をオススメできる人の前提は、上記でもお伝えしたように「基礎英語力(中学英語)を理解している」ということです。
その上で、キク英文法をオススメできる人は
このような方々には間違いなくオススメできる一冊となっています。
さいごに:キク英文法で英文法を完璧にしよう!
いかがでしたでしょうか?
キク英文法は、英語学習をしてたら1度は耳にすることがあるぐらい有名な参考書だと思います。
ただ、どれだけ有名な参考書でも、結局一番大切なのは
「一冊の参考書を何度も繰り返し取り組んで、力をつける」
ことです。
世の中には良い参考書が溢れているので、勉強途中で「あれ…あの参考書良さそう。やっぱりあっちの本で勉強しよ〜」と浮気ばかり繰り返していたら、いつまでも知識がつかずに時間ばかり無駄にしてしまうことになります。
ひとつの参考書に、一途になりましょう。
やると決めたら、あとはやるだけ!キク英文法を使って英文法力をぶち上げよう!!
ぜひ、キク英文法でアナタの一生モノの英文法力をつけてみてはいかがでしょうか!
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