『就職活動で履歴書にTOEICの点数を書きたい』という学生さんや、『急に会社でTOEICを受けろと言われたものの、恥ずかしい点数は取りたくない』と思っているビジネスパーソンの方も、抱えている悩み、それはきっと
TOEICのリスニングがまったく聞き取れない
リスニングはすぐ伸びるとか言われたけどまったくそんな気がしない
リスニングの参考書がありすぎて何をしたらいいかわからない
ではないでしょうか?
上記のお悩みを抱えている方に、今回の記事を用意しました。
今回は、TOEICのリスニングを伸ばしたい方に向けて、オススメのリスニング参考書10選を紹介していくぞ!
今回の記事では「初心者の方にオススメのリスニング対策参考書」と「さらにやりこみたい中級者〜上級者の方にオススメのリスニング対策参考書」を合計10冊紹介していきたいと思います。
では、さっそくはじめていこう!
この記事を読めば、きっとアナタにとってオススメのリスニング対策参考書がみつかることでしょう。
リスニング参考書を選ぶ際のポイント
まずはTOEICリスニング対策の参考書を選ぶ際のポイントを紹介します。
このポイントをしっかりと抑えることで、アナタにとって最適な1冊を選ぶことができるでしょう。
①自分のレベルにあった参考書を選ぶ
「当たり前だろ」と思うかもしれませんが、自分のレベルに適した参考書を選ぶことは非常に重要です。
というのも、巷では大人気の参考書が、必ずしもアナタにとってはオススメとは限らないからです。
「人気だからとりあえず選んで買ってみたけど、レベル高すぎて勉強をしているというよりか、英語聞き流して、答え見て、わかった気になってるけどまったく力がついてる気がしない…」
なんてことにならないためにも、必ず「今の自分のレベルに適した参考書」を選ぶようにしましょう。
②自分の生活スタイルにあったサイズを選ぶ
アナタはTOEICの勉強をどこですることが多いでしょうか?
「仕事で忙しいから家に帰ってから机に向かってガッツリやるぜ!」という方は、ある程度大きめの参考書でも問題ないと思いますが、一方で「学校が遠いから、移動時間にできるだけ勉強したい!」という方は、コンパクトなサイズ感の参考書を選ぶべきです。
そのため、参考書のサイズ感も選ぶ際のポイントとして気をつけましょう。
③最後までやり遂げることができそうか確認する
どれだけ良い参考書でも、最後までやり遂げることができなければ意味がありません。
参考書を買っても、勉強せずにいつのまにか本棚に並んだアトリエになっていた、なんてこと、きっとアナタも経験したことがあるのではないでしょうか?
そうならないためにも、アナタが最後までやり遂げることができそうなボリュームの参考書を選ぶようにしましょう。
また、自分にとってやる気がでるような参考書を選ぶのがオススメです。
イラストが多い参考書のほうがやる気がでる方もいれば、淡々と進んでいく参考書が好きな方もいると思います。そのため、自分にとってやる気のでる参考書と、最後までやり遂げることができるボリュームに注意して選びましょう。
TOEICリスニング対策オススメ参考書10選
ここからはTOEICリスニング対策にオススメの参考書を「初心者編」と「中級者〜上級者編」に分けて紹介していきます。
TOEICリスニング対策にオススメ参考書【初心者編】
まずはTOEIC初心者の方にオススメなリスニング参考書を5つ紹介します。
初心者のうちにしっかりとリスニング対策をすることで、より高い点数を目指せるようになるぞ!
①世界一わかりやすいTOEICテストの授業【Part1~Part4 リスニング】
リクルート運営の『スタディサプリ』で全国の中学生から高校生、またTOEIC対策講座では社会人に授業を行う超人気講師「関正生先生」が著者を務める「世界一わかりやすいシリーズ」のリスニング対策本。
初めてTOEICを解く人にもわかりやすい解説と、具体的な解き方を教えてくれるので、初心者から圧倒的な人気があります。
「TOEICリスニングをどのように解けばいいのか」というテクニックをわかりやすく教えてくれるので、短期間で点数を伸ばすことができる一冊となっています。
②TOEICリスニングゼロからスコアが稼げるドリル
「リスニングがほんとに全く聞き取れない」という人はこの本から取り組むのをオススメします。
というのも本書は「超初心者向け」となっているのでPart2の短文のみに焦点をあてて勉強できるので、挫折せずに勉強を続けることができるからです。
『習うより慣れろ』をコンセプトに、とにかく問題演習をこなしていって、徐々にレベルアップをしていく作りとなっていて、485問の問題をひたすら解いていくことで、1周終わる頃には自然と英語リスニングに慣れていることでしょう。
また問題自体も本番よりも易しい問題が収録されているので、超初心者の人はまずはこの一冊から勉強してみましょう。
③初心者特急パート1・2
TOEICのPart1とPart2に特化した参考書。初心者特急、という名前からも初心者の人が取り組むのにオススメ。問題自体も非常に簡単なものが多いですが、どれもしっかりとTOEICにでるタイプの問題ばかり。
TOEICを受けるなら、この問題は絶対に取れるようになりたいよね、という問題を厳選したような作りになっています。
また解説部分がとっても詳しいのと、よくでてくる単語がイラストを使って解説されているので、ストレスなく勉強できるのも良いポイントです。
④ゼロからのTOEIC L&Rテストリスニング講義
TOEICを初めて受ける人や、受けたことはあるけど難しいと感じた人のための参考書。
この一冊で初心者の人がリスニング問題を解くのに必要な対策がすべて詰まっています。
各パートで「初心者がやるべきこと」がまとめられているので、どのように対策したらいいかわかりやすいのと、つまずきやすいポイントもまとめられているので、初心者の方はこの1冊をやりこめばバッチリといえる一冊となっています。
⑤TOEIC L&Rテストリスニング解き方のスタートライン
TOEICリスニングの聞き取るポイントの詳しい解説や、発音ができて聞き取ることができるようになる5ステップのエクササイズでリスニングスキルの定着を目指すための参考書。
また、解き方だけではなくディクテーションと音読トレーニングで、初心者向けながら「本物のリスニング力」を身につけることができます。
聞き取れない部分はディクテーショントレーニングで対策、発音の部分は音読トレーニングで対策と、一石二鳥な一冊です。
TOEICオススメ参考書【中級者〜上級者編】
次に、中級者から上級者の人に向けたリスニング対策参考書を5つ紹介します。
実際の本番試験よりもレベルが高いものも多いから、しっかりと実力をつけてから取り組もう!
①公式TOEIC問題集
王道ともいえるTOEIC公式の問題集。公式がだしているので質の高い問題を解くことができるので、本番のリスニング対策はバッチリと言えるでしょう。
また、本番と同じ方式で問題を解くことで、本番の形式に慣れることができるので、純粋なリスニング対策だけではなく、ほんとうの意味で「TOEIC試験の対策」ができる唯一の参考書といえるでしょう。
②TOEICテスト新形式精選模試リスニング
本番で予想されるあらゆるタイプのリスニング問題が100問×5セットの模試形式で収録されており、すべての設問について、正解を導くための手順と考え方を丁寧に説明してくれている一冊となっています。
また、1セットごとに本番でのスコアが予測できる「スコア算出表」がついているので、自分がどれぐらいの実力かを確認できるようになっています。
ただ、こちらは通常の模試よりも「かなりレベルが高い」ので、しっかりと実力をつけてから挑みましょう。
③TOEIC L&Rテストでる模試リスニング700問
日本よりもTOEICの平均点が高いお隣の国『韓国』で元々人気だったこちらの参考書。模試7回分が収録されており、圧倒的なそのボリュームを最後まで解くことで、TOEICリスニングでは怖いものなしになるでしょう。
こちらの参考書も、本番よりは「少し難易度が高め」になっているので、しっかりと実力をつけてから挑みましょう。
④TOEICテストパート1・2特急難化対策ドリル
TOEICのPart1とPart2に集中して対策できる参考書。以前まではPart1・2は比較的簡単と言われておりましたが、現在のTOEICはPart1・2も難化してきていると言われているので、しっかりとした対策が必要となっています。
この一冊をしっかりとやり込むことで、TOEICのPart1とPart2は怖いものなしになることでしょう。
⑤TOEICパート3・4特急実力養成ドリル
TOEICのPart3とPart4に特化しているこちら参考書。苦手意識がある人が多いこのパートでは、他のパートよりもさらに対策をしていく必要があるので、実力養成ドリルで問題演習を積んでいくことをオススメします。
持ち運びもしやすい作りになっているので、忙しくてなかなか机に向かって勉強ができない人にもオススメです。
リスニング力をあげる2つの方法
次に、リスニング力を伸ばすためにオススメの勉強法を紹介します。
①ディクテーション
『ディクテーション』は、ネイティブの小学生なども取り組むトレーニングで、聞いた英語を一語一句書き取るトレーニングです。
英文を繰り返し聞くため、リスニング力が向上し、また聞き取れなかった部分が明らかになるので、弱点を強化することが可能となります。
勉強方法としては
①全文を聞く
②音声を区切りながら書き取る
③スクリプトを見てチェックする
という流れになっています。
②シャドーイング
『シャドーイング』は、英語を聞きながらそれを真似して発音する勉強法となっています。リピートするのではなく、聞こえてくる英文のすぐ後ろを影(shadow)のように追いかけていくのがポイントとなります。
「聞く」ことと「話す」ことを同時に行うことで、正しいアクセントや英語のリズムを覚えることができるので、効率よくリスニング力を上げることができるのです。
勉強方法としては
①音声だけ聞く
②英文を確認しながらリスニング
③英文を見て音声を聞きながら、実際の音声より少し遅れて声に出して読む
④何も見ずに聞こえてくる音声に少し遅れて発声する
という流れになっています。
まとめ
今回は『TOEICリスニングにオススメな参考書10選」を紹介しました。
もう一度今回紹介した参考書をまとめると
となっています。
自分にあった参考書を選んで、最後までやり遂げることができたら、確実にリスニング力がつく参考書ばかりだぞ!
ぜひ、みなさんも自分にあった参考書を選んで、リスニング力をつけてTOEICに挑んでみてはいかがだったでしょうか!
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