突然だが、アナタはこんな経験がないだろか?
- 地元の仲良い友達と居酒屋で喋っている時は、会話なんて途切れることなく朝まで飲んでしまうこともあるのに、初対面の人とは何を話せばいいか分からず会話が続かない。
- 仕事の話だとスムーズに喋れるけど、仕事外だと話すネタが思いつかないことで、つまらないやつだと思われている。
- 義理の両親と話す際に、何を喋ったらいいか分からず、ついつい意味の分からない話題を出してしまい変な空気になった。
これらが当てはまる、もしくは近い経験をしたことがある人は、ぜひ今回紹介する
超雑談力
を読んでほしい。
超雑談力を読むことで
- 人付き合いが今までよりも楽になる
- 誰とだって信頼関係を結ぶことができる
- 沈黙がなくなり、話がスムーズに進んでいく
などなど。
多くの人が苦手としている『雑談』を克服することができるようになるだろう。
この本を読み終える頃には雑談力が飛躍的に向上してるはずだよ!
実際に僕自身も今までは雑談がものすごく苦手だった。
特に、娘の授業参観などに行った時は地獄だ(学校に行くことがという意味ではない)
娘同士は友達だから仲良いのはわかる。ただその保護者の方は、僕にとってはまったく見知らぬ人なのだ。
あ、どうも…あはは…こんにちは…あ〜〇〇ちゃんのお母さんですか‥あ〜ははお世話になってます…あ〜はは(笑)
↑こんな『会話とすら言えない会話』を交わしては、その場をいつもやり過ごしていた。
ただ『超雑談力』を読んでからの僕は変わった。
雑談が苦ではなくなり『ほぼ初対面と言っても過言ではない娘友達の親』とも会話を楽しめるようになったのだ。
『超雑談力』の簡単な紹介
『超雑談力』は2019年に五百田 達成さんによって出版された本だ。
タイトル | 超雑談力 |
著者 | 五百田 達成 |
出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2019年12月22日 |
ページ数 | 206ページ |
言語 | 日本語 |
『超雑談力』では絶妙な関係の人とのなんとなく会話しないといけない『雑談』に適した
雑談力
を身につけるためのコツがまとめられている。
そもそも、雑談というのはとても難しい。
ほとんどの人が
- 友達や仲のいい人との気を使わない会話
- 仕事などの真剣な会話
この2パターンの話し方のバリエーションしか持っていない。
だからこそ『超雑談力』をしっかりと読んで、そのどちらのパターンにも当てはまらない『雑談力』を身につける必要があるのだ。
特に大切だと思った3つのポイント
次に『超雑談力』を読んで、特に僕が大切だと思った点を3つ紹介する。
『超雑談力』にでてくる内容はどれも全部大切だけど、その中でも特にすぐ実践できる3つのポイントだよ!
1.肯定して共感する
人と話す時に、アナタは無意識のうちに否定してしまっていないだろうか?
『そんなことは絶対にない!自分は相手を否定したりなんてしない!否定するなんて失礼だし!』
そう思ってる人でも、実は会話の中で小さな否定をしてしまっているかもしれない。
例えば、以下の雑談。
最近、寒くなってきましたね〜!
あ〜!でも、来週からまた暖かくなるみたいですよ!
このような小さな否定であったとしても、雑談においてはNG。
雑談では、多少相手の話が間違っていようと、目をつむって話を続けるのが正解。
それに、人は肯定されると気持ちを打ち明けるのだ。
先程の会話も
最近、寒くなってきましたね〜!
めっちゃわかります…朝とか起きるのしんどいですよね…
急な気温の変化で体調崩してしまったんですよね〜。
ええ!大変…!
そうなんですよ…仕事も休めないし、ほんと大変で…
このように話を肯定して、共感することで、相手が気持ちを言いやすくなる効果が生まれ、つい自分の話をしたくなり、会話が続いていく。
相手の話を聞く時は、とにかく肯定。とにかく共感。これが大切。
相手の話を聞く時は、否定をせずに、とにかく「肯定&共感」が大切。
2.「オチはない」とはじめに宣言する
アナタは話を始める時に『オチ』を気にしてないだろうか。
特に関西人は話にオチを求めがちだ。
もちろんオチが合ったほうが話はまとまるし、笑いも生まれるかもしれない。
ただ、雑談においてオチは「必須」ではない。
一番ダメなのは
見切り発車で話始めたけど、聞いてる側が話の結末が分からず、自分でも何を言ってるのかわからなくなる状態
これが一番ダメ。
そのため、効果的なのは
オチのない話なんですけど…
という前置きを先にすることだ。
話す側は宣言してるからこそリラックスして話せるというメリットがある。
さらに「オチがないなら話すな!」なんて言う人は滅多にいないし、オチがなかったとしても
いやほんまにオチないやないかい!
と笑って済んで、それが結局その場のオチになることもある。
「オチのない話なんですけど」と前置きをするのは非常に効果的なのだ。
「オチのない話」と先に宣言することで、自分も相手もリラックスして話を聞くことができる。
3.遊びに誘われたら「いいですね!」と即答
- とても仲良いわけではない、でも何度か話したことがある人
- 直属ではないけどお世話になった上司
このような『絶妙な関係性の人』から
今度、飲みにでも行きませんか?
と言われた時。
内心では
(うっわ〜行きたくないな〜めんどくせ〜〜〜)
と思っている時、アナタはどうやって返事するだろうか。
ちょっと予定確認してみてもいいですか?
これじゃ、ダメだ。スマートじゃない。
この場合は
いいですね!ぜひ行きたいです!
と即答するのが正解なのだ。
もちろん、後から「すみません、先約がありまして…」なんて断ってもいい。
大切なのは「行きたい」という前向きなポーズを示すことができるか。
前向きなポーズを示すことで相手にも良い印象を与えることができるし、それと同時に関係性を構築していくことができるのだ。
「行きたいです」と前向きな姿勢を即答することで、良い印象を与えることができる。
『超雑談力』をオススメできる人
『超雑談力』がオススメな人は以下の通り。
1.自分自身のことをコミュ障だと思っている人
自分自身のことをコミュ障だと思っている人は、ぜひ読んでみてほしい。
というのも、この本を読んでそのまま会話の中で実践すれば『ある程度なんとかなる』からだ。
コミュ障にとって会話の中でどのように対応するべきかを知っているのと知っていないのでは大きな差が生まれる。
自分はコミュ障だ、と思うのであれば、必ず読もう。
2.雑談がとにかく苦手な人
ビジネスの話や、親しい友人同士の会話は問題なくできるけど、いざ雑談になったら会話が進まないという方にはぴったりだ。
というか、ほとんどの人がこの悩みを抱えているはずだ。
雑談を難しいと思っているのはアナタだけではない。だからこそ『超雑談力』を読んで対策が必要なのだ。
『超雑談力』はどこで読むことができる?
『超雑談力』は、全国の書店や、Amazon、楽天、yahooなどで買うことができる。
それ以外だったらKindle Unlimitedがオススメ。
Kindle Unlimitedだったら200万冊以上の電子書籍が読み放題。
Amazon会員(無料)なら誰でも登録でき、スマホやパソコンでどこでもすぐに読むことができる。
月額980円で利用可能だから、書籍1冊を購入するよりもお得に読むことができるのがポイントだ。
今ならキンドルが30日間無料読み放題キャンペーン実施中
さいごに:コミュ障だと思うなら『超雑談力』を読め!
ここで紹介した内容だけではなく『超雑談力』では他のたくさんの重要なポイントがまとめられている。
例えば
- 情報交換をするのではなく気持ちのやりとりをする
- 会話が途切れたら『自分に近い話題』に引き戻す
- 「最近ハマってるものはなんですか?」と尋ねる
などなど…。
とにかく何処を読んでても重要な部分ばかりだ。
自分はコミュ障かもしれない、なんて思う必要はない。誰だって雑談は苦手だし、雑談はそもそも難しいのだ。
だからこそ『超雑談力』を読んで雑談力をつけることができれば、周りと1歩も2歩も差をつけることができるだろう。
コメント