この記事を開いたアナタは、こんな悩みを抱えていないでしょうか?
TOEICのリーディングに苦手意識がある…。長い文章を読んでいたらしんどくなるし、どうしたらいいかわからない。とにかくまずは目標の300点を超えたいな…。
その悩み、今回の記事を読むことでバッチリ解決することができますよ!
今回の記事では、TOEICリーディングで300点以上を越えたいすべての人のために勉強法やオススメの参考書を紹介していくぞ!
リスニングと違い、多くの人が苦戦する「リーディング300点超え」。
リーディングはTOEICでも後半のパートのため、試験終盤の疲れや、長い文章を読んで設問を解くことに苦手意識を持っている方が非常に多いのです。
そのため、リーディング300点を取るためにポイントを抑えて、しっかりとした勉強が必要になってくるのです。
では、さっそくはじめていこう!
リーディング300点のレベルや必要な正解数
リーディング300点のレベル
「リーディング300点をどうしてもまずは越えたい!」
と思ったら、まずはそのレベルがどれぐらいなのかを知る必要があります。
一般的に「リーディング300点」のレベルは
簡単な語彙やよく使われる文法構造は理解でき、限られた文章の中では、簡単な推測ができる。
となっています。
実際に僕自身がリーディングで300点を取れた時の個人的な感覚としては
・一般的な文法に関してはある程度困ることなく理解できる
・TOEICに出てくる問題でも、表現や文章量によってはスラスラ解けるものもあるが、ほとんどが必死に読んで、やっとある程度理解できるぐらいのレベル。
・100問あるリーディングパートの残り15問ぐらいはほぼマークシートを塗り絵しているような状態。
という感じでした。
つまり
『一般的な文法や単語、簡単な文章は問題なく理解できるが、少し難しい表現や、文章量が多くなると、まだまだ苦戦するレベル』
と言えるでしょう。
なので、初心者の方は、まずはTOEICのリーディングパートで300点を超えることが第一関門と言えるでしょう。
リーディング300点をとるための正答数の目安
次に「リーディング300点」はどれぐらいの問題を正解する必要があるかをお伝えします。
そもそも、TOEICテストは
リスニング495点(100問)+リーディング495点(100問)=合計990点(200問)
で構成されています。
その上で、リーディング300点を超えるために必要な正解数は約65問となります。
つまりリーディングで300点を取りたいなら、約6.5割の正答率が必要になってくるのです。
リーディング300点を超えるためのポイント
約6.5割正解する必要がある、と聞くと、結構多くの人が「300点取るのにそんなに点数取らないとダメなのか…」と思う方が多いと思います。
そこで、重要になってくるのが「各パートのポイント」です。
各パートごとに点数を取るためのポイントを教えるぞ!
TOEICのリーディングパートはPart5~Part7で
- Part5 30問
- Part6 16問
- Part7 54問
合計100問で構成されています。
Part5 短文穴埋め問題(文法)【目標正解数:30問中22問】
「品詞の判別」「文法の知識」「語彙問題」から主に問題が出題。
300点を越えたいなら、30問中22問、約3問中2問正解していくのが目安となります。
300点を超えるためには、この文法問題をいかに正解率を上げるかがまずは重要になるので、集中的に文法の勉強をしましょう。
Part6 長文穴埋め問題(文法)【目標正解数:16問中10問】
Part5の文法的要素がありながらも、見た目はPart7 のような作りになっているPart6。
基本的にはPart5の対策をすることがPart6に直結するので、ここでもPart5の文法対策を集中的に勉強することを意識しましょう。
Part7 読解問題【目標正解数:54問中32問】
Part7では、雑誌、広告、ビジネスメール、チャットなど、様々な長文が出題されます。300点を越えたい場合、目安として54問中32問は正解をしたいところなので、約5問中3問は正解していきたいところです。
Part5の文法を何よりも優先して勉強していれば、長文も徐々に読めるようになっていきますが、長文問題の対策で何よりも大切なポイントは「音読」で復習することです。
1度時終わった問題の英文を最低でも30回は音読をすることで、英語を英語のまま処理できるようになります。なので、Part6、part7を伸ばしたい場合、音読を取り組みましょう。
リーディング300点を取るためのオススメの勉強法&参考書
それでは次に「300点を超えるためのオススメの勉強法と参考書」をステップごとに紹介していきます。
STEP1 基礎を固める【参考書:中学3年間の英語を10時間で復習する本】
TOEICのリーディングで300点を取るためには、まず「英語の基礎」の知識が必要です。
というのも、TOEICのリーディング問題をいざ勉強しようと思っても、大人になってから英語学習をやり直そうと思ったら、想像以上に忘れてしまっていることが多かったりするからです。
英語の知識を思い出してから次のステップに進んだほうが、スムーズに勉強できるので、まずは「中学3年間の英語を10時間で復習する本」で英語の基礎を復習しましょう。
この本では『中学3年間で学ぶ英語を、10項目にわけて10時間で復習できる仕組み』となっており、イラスト付きでわかりやすいので、サクサクと読み進めて行くことができます。
何度も読み込んで「中学レベルの英語」は誰にでも説明できるぐらい完璧を目指しましょう。
STEP2 単語力強化【参考書:金のフレーズ】
次に非常に重要になってくるのが「単語力」です。
というのも、TOEICのリーディングでは、単語力がないと正直太刀打ちができません。
TOEIC専用の単語帳を使って勉強してないと「なんとなく書いてある構造わかるけど、そもそもの単語がわからなさすぎて、意味わからん…」となりがちです。
なので、なによりも大切になってくる「単語力強化」なのですが、そんな単語力強化は「金のフレーズ」一冊で十分です。
「金のフレーズ」はTOEIC界の絶対的バイブルと言われているぐらいのベストセラーとなっており、一部の熱狂的なTOEICファンからも「この本なしにTOEICを受けにいくのは、船を使わずに日本からハワイまで平泳ぎで到達しようとするぐらい愚かなことだ」と名言が残っているほど(大げさ)
ただ、それらの言葉も過言ではないほど、金のフレーズは非常に高い支持を得ている単語帳です。
この一冊で、TOEICにでてくる重要な単語、熟語などが網羅できます。
また、単語を覚えるだけでなく、アプリで無料音声を聞くことができるので、移動中などのスキマ時間も単語学習ができるのもオススメのポイントです。
リスニングの強化にもなる、まさに一石二鳥な単語帳なのです。
STEP3 文法対策【参考書:1駅1題TOEIC L&R TEST 文法特急】
英語の基礎と単語を覚えたあとは、徹底的に文法の勉強をしましょう。
TOEICのリーディングパートはパート5とパート6で46問文法問題が出題されるので、300点を達成するためにはここでいかに点数を取れるかが重要になってきます。
文法は知識をつけることももちろん大切ですが、とにかく質の高い問題を、ある程度の量をひたすら何度も解いて身体に染み込ませることが大切です。
そんな文法対策は「1駅1題TOEIC L&R TEST 文法特急」を使うのがオススメです。
本書ではTOEICに特化した文法問題のみを収録しており、1つ1つの問題に徹底的な解説がついているので、この1冊を徹底的にやり込めば、文法問題で安定して8割以上の点数は取れるようになるでしょう。
また持ち運びやすいサイズ感のため、移動中や休憩などの移動時間でも、気軽に勉強できる優れものです。
STEP4 長文対策【参考書:TOEIC L&R TEST長文読解問題集 TARGET 600】
基礎、単語、文法を勉強したあとは、メインの長文対策です。
600点を目指している人にとっては、パート7の長文問題がもっともつまづきやすいところなので、特に頑張って対策をしたいところとなります。
そこで、オススメなのが「TOEIC L&R TEST長文読解問題集 TARGET 600」です。
本書は600点を突破するために必要なスキルを効率よく身につけれるように、本番のパート7よりも問題数の多い、21セット72問で構成されています。
また、解説を読むことで「なぜそのような答えになるのか」という思考プロセスを学ぶことができるので、しっかりとした実力をつけることができる一冊となっています。
またこちらもサイズがコンパクトになっており、外出先などのスキマ時間でも勉強できるので、忙しい学生やビジネスパーソンにもピッタリです。
さいごに
いかがだったでしょうか?
TOEICのリーディングで300点取ったら、英語の基礎力はバッチリだと自信をもって言えるでしょう。
300点を越えたあたりから、簡単な英語のメールやお知らせを読めるようになって自信がついたぞ!
僕自身、リーディング300点を越えたあたりから、仕事で使う英語も「あれ…前に比べてなんか読めるようになってるな…」と実感しました。
今、300点を目指して勉強している人はしんどいかもしれませんが、ここを乗り越えたらきっと新たな世界が見えてくるはずです!頑張りましょう!
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