リスニングを伸ばすためにはシャドーイングがオススメって聞いたけど、実際本当に効果あるの？
正直、どれぐらい効果あるかわからないし、英語を後から追いかけるように声に出すことでリスニング力が上がるとは思えないんだよな…
結論、シャドーイング学習をすることでアナタのリスニング力は『爆上げ』します。
今回は、僕自身がシャドーイング学習を1000時間やってみた効果や、具体的にどんな学習をしたかを紹介していくぜ！
この記事を書いてる僕は、シャドーイング学習を1000時間以上おこなって、当時目標としていたTOEIC800点を達成しました。
実際に1000時間シャドーイング学習をしたからこそ書くことができる効果や勉強法となっているので、ぜひ、最後まで読んでみてください！
シャドーイング学習は、しっかりと取り組めば間違いなくリスニング力アップに繋がる勉強法だから、みんなもこの記事を読んだその日から取り組んでみるべし！
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それではさっそく始めていきましょう！
シャドーイング学習を1000時間やってみた効果
明らかに英語が以前に比べて聞き取れるようになった
シャドーイング学習を1000時間やってみて感じた効果は
明らかに英語が前よりも聞き取れるようになった
ということです。
発音が良くなったり、英会話の時に使える表現が増えたりということもありましたが、やはりなによりも1番大きく効果を実感したのは、英語が聞き取れるようになったということ。
具体的にどんな効果があったかを『シャドーイング学習を始める前の自分』と『シャドーイング1000時間達成した後の自分』を比較して、ビフォーアフター形式で紹介していくぞ！
シャドーイング学習の効果【ビフォーアフター】
『シャドーイング学習を始める前の自分（Before)』
と
『シャドーイング1000時間達成した後の自分（After）』
の比較はこんな感じです。
具体的に当時かろうじて聞き取れた英語のレベルはこんな感じ。
⬇（1000時間シャドーイング後）
具体的に以下の動画のレベルの英語なら聞き取れるようになりました。
シャドーイング学習を始める前までの自分は、正直ほとんど英語が聞き取れないといってもいいぐらい、英語は聞き取れていませんでした。
実際、TOEICの試験を初めて受けた時、最初の問題の説明を読んでいるアナウンスが理解できずに、泣きそうになった経験があります。
そこから「とにかく英語が聞き取れるとれるようになりたい！」とがむしゃらにシャドーイング学習を続けた結果
ネイティブの畳み掛けるような英語はまだまだ聞き取れないこともあるけど、TOEICのリスニングレベルの英語は集中したらほぼ聞き取れる。
というレベルまで上げることができました。
特にTOEICでは「え…こんなん簡単やん…」と思えるレベルで聞き取れるようになったので、自分でも一番の驚きでした。
シャドーイング学習で使った具体的な教材
様々な題材を使ってシャドーイング学習をしてきましたが、主に使った教材は以下の5つです。
TOEICで目標の点数を取ることだけが目的だったらもっと近道もできたかもしれないけど
遠回りながらもがむしゃらにシャドーイング学習をしたぞ！
①DUO3.0
DUO3.0は僕の英語学習の原点といってもいいぐらい、思い入れのある単語帳です。
DUO3.0は短い文章を使って単語を覚えていくスタイルの単語帳で、これ1冊でセンター試験やTOEICの基礎はバッチリ対策できると言われています。
別売りで復習用CDがあるので、それをスマホの中にいれて、仕事の行き帰り、休憩時間、家に帰ってから寝る前など、もうとにかくありとあらゆるスキマ時間にシャドーイングをおこないました。
②入門英文解釈の技術70
次に、単語だけ覚えても英語の構文がイマイチ理解できていなかったので、大学受験用の参考書で英文解釈を勉強しました。
入門英文解釈の技術とは言われていますが、これ1冊を完璧に理解して頭に叩き込んだら、TOEICレベルの英文だったらスラスラ読めるようになります。
こちらも、CDがついているので、
- 英文をじっくり読む
- どのような構造になっているか勉強する
- CDを使ってひたすらシャドーイング
という流れで勉強していきました。
③英語長文レベル別問題集
次にもう少し長めの英文でシャドーイングをしたかったので、英語長文レベル別問題集でシャドーイングをおこないました。
正直、これはそこまでしなくてもよかったかな？とは思うのですが、6つあるシリーズの中でも標準編、中級編、上級編を取り組みました（長文だからここでちょっと心折れかけた）
コチラも付属CDを使ってシャドーイングしました。
④究極の英語リスニング
次に、究極の英語リスニングのシリーズ1〜4までを使ってシャドーイング学習に取り組みました。
この究極の英語リスニングを使ってシャドーイングの勉強をし始めてから、個人的にも少しずつブレイクスルーを感じ始めたのを覚えています。
ブレイクスルー：停滞している状態を抜け出して突破すること。
究極の英語リスニングは、とにかくリスニングに特化していて、様々なジャンルの題材をもとにシャドーイングできたので、かなりオススメの教材となっています。
またコチラは、CDがなくてもアプリを利用して音声を聞けるのでその点でも気軽に勉強ができて良かったです。
⑤スタディサプリTOEIC・新日常英語・ビジネス英語
この勉強が1番僕のリスニング力を飛躍させたといっても過言ではありません。
スタディサプリTOEIC・スタディサプリENGLISH 新日常英会話・スタディサプリENGLISHビジネス英語合計で約500時間かけて勉強しました。
この時期は、毎日狂ったようにスタディサプリで勉強して「何が何でも英語が聞き取れるようになってやる！」と思いながらシャドーイングをしていました。
この後、TOEICを受けたら無事に目標だった800点を越えて（リスニングは9割を越えてた）ので、自分の努力は無駄ではなかった…と報われた気持ちになりました。
僕はリスニングをとにかく上げたいからここまで試行錯誤してましたが、TOEICで目標の点数を取りたい場合は「単語/文法/リスニング/リーディング」全てを効率よく学べる「スタディサプリTOEIC」がオススメです。
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効果的でシンプルなシャドーイング勉強法
シャドーイング学習が効果あることはわかった…わかったから、どうやって勉強したらいいか教えて！
了解！じゃあ1000時間シャドーイング学習した僕が「効果的でシンプルなシャドーイング勉強法」を教えるぜ！
今回紹介しているシャドーイング学習は「できる限りシンプルに」を意識しています（色々考えるより、シンプル・イズ・ザ・ベストでいきましょう）
①集中して音声を聞く
まずは、とにかく集中して音声を聞きましょう。
- 音声のだいたい7割ぐらいは聞き取れるのが理想（もっと上ならなお良い）
- 読み上げている音声の全体像をなんとなく理解できる
- 聞き取れるまで何回も何回も聞く
これらを意識して音声を聞きましょう。
正直、シャドーイング上級者になればある程度聞き取れない英文で負荷をかけてトレーニングすることもできるのですが、それはあくまでも上級者の話。
シンプルに、そして全力で、英文を聞きましょう。
②「もうこれ以上は聞き取れない！」となったら英文を見る
これ以上は聞き取れない！と思ったら英文を確認しましょう。
この時には意味を理解するために和訳などがあるのであれば、和訳を確認してもちろんかまいません。
また、わからない単語などがあればこの時にしっかりと発音と意味を確認しておきましょう。
③ひたすらシャドーイングをする
英語の音声を何度も聞いて、英文を確認したら、ついに『シャドーイング』です。
シャドーイングは、流れてくる英語の音声を0.5秒ぐらい遅れて後から追いかけるように自分も声にだす練習方法です。
この際にポイントなのが
- 徹底的に真似をする意識を持つ
- ロボットみたいに読むのではなく感情を込める
- 1人で喋っていたとしても、誰かに英語を話しているような気持ちで読む
このようなことを意識して取り組んだら、より効果が生まれるでしょう。
ただ、初めのうちはそこまで意識してシャドーイングをするのも大変かと思うので、まずは深く考えずにとにかく何度も何度も繰り返して声に出してみましょう。
また、初めのうちは英文は「あまり長くない英文（1分以内）」でシャドーイングしましょう。（あまり長いと挫折してしまう事が多いので）
シャドーイングの教材に迷った場合は、こちらの記事で教材を選んでみるのもオススメです。
「どうしてもシャドーイングをする時間がない！」という方は、移動中などに周りがイヤホンで音源を聞きつつ、周りの人に聞こえるか、聞こえないかの境界線を行き来するぐらいのボリュームの声でシャドーイングをするのもアリ、です。（実際に僕もよくやってました）
シャドーイングは「大きな声を出さないといけない」と思われがちですが、しっかりと英文を聞いた上で、小さな声でも音声を追いかけることができれば効果はあります。
理想はもちろん家などで時間を確保して行うことですが、一緒に住んでいる家族の方がいたり、近隣の人から苦情がきたら怖い…という人は、上記の方法を試してみてください。
シャドーイングに関してのQ&A
次に、シャドーイング学習でありがちな質問をまとめて回答してみました。
初心者にオススメの教材は？
初心者だったらまずはコレやればいいよ！みたいな教材を教えて！
僕の個人的なオススメとしてはやっぱり『究極の英語リスニング』です。
理由としては
- 使われている単語が比較的易しい
- 1冊で約40題の英文が収録されていてボリュームも良い感じ
- アプリで手軽に音声が聞ける（再生速度の調節やリピートも可能）
- シリーズ1〜4で徐々にレベルを上げることができる
という点から、初心者の方の1冊目としてオススメだと思いました。
どれぐらいで効果を感じるようになる？
ぶっちゃけどれぐらいシャドーイングの勉強したら効果がでるか教えて！
結論、コレは人によります。（そりゃそうじゃ）
けど、あくまで1000時間シャドーイング学習をした僕の感覚としては（勉強開始当初はTOEICでリスニング200点ぐらい）
もちろん、その人が勉強を始めたときの学力だったり、どれだけ集中してシャドーイングに取り組めたかなどでも結果は変わってくると思いますが、その上で個人的な意見としては
300時間を超えた頃に効果がでてくる（人による）
と言えるでしょう。
1つの英文で何回ぐらいシャドーイングはするべき？
シャドーイングって何回ぐらいするものなの？10？20？それとも50回とか？
コレも「何回しましょう！」という明確な数字はありませんが、僕は最初の頃は
1つの英文につき、必ず10回は読む
ということを意識して取り組んでいました。
ただ10回読んでも「なんか、思ってる感じで読めへてへん…ムズムズする…」という時は20回、30回と読んでいました。
ただ、初めのうちはモチベーションが高いうちにどんどん先に進めていって、シャドーイングに慣れる！というのも有りでしょう。
最後に【シャドーイングは大変、でも効果はある！】
シャドーイング学習は、最初は本当にしんどいと思います。
僕自身、シャドーイングをはじめたばかりの頃、リビングでイヤホンをつけてひたすら英文をシャドーイングしてたら奥さんに
なんか呪文みたいで怖いからやめてくれへん？
と言われてしまったこともありました…笑
それでも
なるべく迷惑にならないようにトイレでやったり（それはそれで迷惑）、会社の休憩時間は必ず30分はすると決めて毎日取り組んだり、帰り道はその日に取り組んだ英語の教材をひたすら聞いて帰ったり…。
など、自分なりに「英語が聞き取れるようになりたいんだ！」という一心で取り組んできました（現在も毎日勉強しています）
なにはともあれ、シャドーイング学習だけに限らず、目標を達成したいなら『継続すること』が大切です。
こんな僕でも、継続したことで、初めはまったく聞き取れなかったTOEICの試験だって「全然聞き取れるやん！自分すごくないか！？」と思えるようになったのですから。
ぜひ、みなさんもシャドーイング学習を初めて「英語が聞き取れる喜び」を体感してみてください！
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