単語や文法の勉強はある程度したのに、英文が読めない‥。なんとかして英語をスラスラ読めるようになりたい!
そんな悩みをお持ちのアナタに、間違いなくオススメできる参考書。
それが、今回紹介する『入門英文解釈の技術70』です。
受験生向けの参考書のイメージが強い英文解釈ですが、大人になってから英語学習をやり直した方でも「単語や文法の勉強はしたのに英語が読めるようにならない…」という方にはピッタリの参考書となっています。
本記事を書いてる僕は、TOEIC300点台から独学のみで800点を取得しました。
今回は「英文をスラスラ読めるようになりたい!」と感じているすべての人にオススメできる『入門英文解釈の技術70』を実際に使ってみた感想、レベル、オススメの勉強法を紹介していきたいと思います。
ちなみに、僕自身は社会人になってから英語学習をやり直しを始めた時に、なかなか英語が読めずに苦戦したのですが、入門英文解釈を取り組んだことで、TOEICのリーディングパートで8割近くの点数を取れました。
(2022年当時の点数)
「英文を読むのが苦手…」という方はとても多いと思うので、TOEICの参考書で対策するだけではなく、英文解釈の参考書を1冊用意して対策するのがオススメです。
英語の長文がなかなか読めずに困っている人は、英文解釈の勉強をすることでスラスラと読めるようになるぞ!
それでは、さっそく始めていきましょう。
入門英文解釈の技術70の簡単な紹介
入門英文解釈の技術70は桐原書店が出版している「英文の構造を見抜く基本70のテクニック」を身につけることができるロングセラー参考書です。
①英文の構造がわかる基本70のテクニックを解説
英語が読めるようになりたい、というすべての人のために中学〜高校1年生レベルの文法項目を復習しながら「英文構造の基本テクニック70」を学習できます。
入門、とタイトルにありますが、この1冊で英文を理解する上で必要な知識を身につけることができるので、大学入試で出題される高度な英文や、TOEICの長文なども読める力をつけることができます。
②わかりやすい構文図解
『英文解釈』ときくと難しいようなイメージがあるかもしれませんが、本書では英文の構造や就職関係をわかりやすい図解で教えてくれるので、体系的に理解することができます。
③演習問題でポイントを復習できる
本書では英文解釈に必要な70の基礎知識を学んだあと、さらに学んだ知識を使って解くことができる演習問題が70個収録されています。
このことによって「理解したつもり」ではなく、しっかりと自分が理解して使える力が身についてるかを確かめることができるようになっています。
入門英文解釈の技術70はこんな人にオススメ
入門英文解釈の技術70はこんな人にオススメです。
一つずつオススメの理由を説明していくぞ!
①なんとなくの感覚で英語を読んでしまっている人
アナタは「英語をなんとなくで読んでしまっている人」になっていないでしょうか?
わかる単語を繋いでいって、なんとなくこんなことが書いてるんだろうと予想して、問題を解いてみたらたまたま正解だった、みたいな人のことです。
もちろん、勉強を始めたばかりのうちはそれでもいいのですが、このやり方で英語を読んでいたら、確実に詰みます(マジです)
「単語さえわかればなんとかなるよ!」という甘い言葉を聴くことがあるかもしれませんが、そんなのは嘘です。ある一定のレベル以上の英文は構造を理解できないと読めません。
逆にいえば、本書で取り扱っている英文解釈70個をきちんと自分の知識として使えるようになれば、ある程度の英語は読めるようになります(もちろん単語の知識などは付ける必要がありますが)。
単語の知識や英文法の知識だけで、なんとなく感覚で英語を読んでた方は、本書を使えば一気にブレイクスルーできるでしょう。
②TOEICのリーディングを全然読むことができない人
TOEICのリーディングがそもそもまったく読めないという人は、ズバリ『英文解釈の力が足りてない』でしょう。
というのも、TOEICのリーディングは、たしかに量は多いですし、選択問題も色々なところを見なければいけなかったり、時間も決められた時間内で解かないといけないので、かなり鬼畜仕様ではあるのですが、純粋に『英文』だけ見ると、とんでもなく難しい!ということはないのです。
むしろ、時間をかけていいのなら、読めるものも結構あるはずです。
ただ、その英文をじっくり時間をかけても読めない、という人は、絶対的に英文解釈の力が足りてません。
実際に勉強をしたからわかりますが、入門英文解釈の技術70に収録されている英文解釈を完璧に理解して、TOEIC用の単語を学んだら、本当に嘘のようにTOEICの英文は読めるようになります(マジです)
TOEICの長文が読めない!という人は、TOEICの長文問題をひたすら解いたりするより、入門英文解釈の技術70。騙されたと思って、入門英文解釈の技術70をやりましょう。
入門英文解釈の技術70を実際に使ってみた感想
次は入門英文解釈の技術70を実際に使って勉強した僕の感想を紹介します。
マジで英語がスラスラ読めるようになった
入門英文解釈の技術70を最後までやり遂げて、知識を全て頭に叩き込んだら『マジで英語がスラスラ読める』ようになりました。
それまでは、単語と文法はある程度勉強してたので、なんとなくで英語を読んでいたのですが、英文解釈の勉強をして、英文の構造を理解したら「あ〜ここは関係詞で、この単語を修飾してるんだな…」など、より深く英文を理解できるようになりました。
具体的な例でいくと、TOEICのリーディングでは、5割も取れなかったのですが、英文解釈を取り組んだあとは約8割近い点数が取れるようになりました。
もちろん、単語力や文法力があることは前提ですが、数多くの参考書を取り組んできた中でも、特に効果を感じることができ、オススメできる参考書です。
入門英文解釈の技術70のデメリット
これだけオススメの入門英文解釈の技術70ですが、オススメだからこそ、しっかりとデメリット部分も紹介したいと思います。
①参考書感が強いので、根気が必要
入門英文解釈の技術70は、もともと大学受験をする人向けに作られているので、どうしても『THE・参考書感』が強いです。
そのため、大人になってからこの参考書を取り組むのは、かなりの根気が必要です。
取り組んでいる最中も「俺は大人になってるのに、大学受験の参考書をやってるのか…」なんて思うこともチラホラ。
ただ、その分最後までしっかりと取り組んだら効果バツグンなので、そこは我慢して頑張りましょう。
②入門という名の割に結構難しい
タイトルに『入門』と書いていますが、正直、結構難しいです。
実際僕が高校生の頃、大学受験の勉強をしていた時、一度この参考書を取り組んだことがあるのですが、普通に途中で挫折しました(挫折しとるんかい)。
一つ一つの解説は丁寧でわかりやすいですし、英文構造自体は確かに基礎的なものばかりなので『入門』というのはわかるのですが、そもそもの題材の英文が難しいんです。
なので「入門編だから余裕っしょ!」という気軽な考えでこの参考書に挑むと、間違いなく途中で挫折しますので、そこは要注意でしょう。
入門英文解釈の技術70のオススメの勉強法
次に、入門英文解釈の技術70のオススメ勉強法を紹介します。
入門英文解釈の技術70で一番大切なのは『復習』です。
なによりも『復習』。それに尽きます。復習を繰り返して身体に英文解釈を染み込ませることで、アナタの英文読解力はグングン伸びていくでしょう。
①まずは自力で英語を読んで和訳してみる
まずはヒントなしで、題材の英文を自力で和訳してみましょう。
最初は難しいかもしれませんが、後ほど解説などを読んで構造理解できるので、最初は自力で読んでみることを頑張りましょう。
②次に解説を確認して英文構造を理解する
次に、解説を確認して、その英文がどのような構造になっているかをしっかりと理解しましょう。
一度読んだだけではなかなか理解出来ない英文などもあるかと思うので、人に説明できるレベルで理解することを意識しましょう。
③日本語訳を確認して、自分の和訳と比較
全ての英文には和訳がのっているので、自分の和訳と比較してみましょう。
和訳も理解できたら、最後の音読に進みます。
④ひたすら音読して英文解釈を身体に染み込ませる
いちばん大切なのは『復習』と冒頭でお伝えしましたが、この音読が一番大切なポイントになってきます。
英文構造、和訳をしっかりと理解したら、英語をひたすら音読していって、その英文解釈を身体に染み込ませるのです。
音読を何度も何度もおこなうことで、英文解釈を感覚的に理解できるようになり、自然と英語をスラスラ読めるようになります。
一つの英文はそこまで長くないので、少なくとも10回以上、時間に余裕があれば30回、40回と音読を繰り返しましょう。
まとめ:入門英文解釈の技術70で英語はスラスラ読めるようになる!
今回は『入門英文解釈の技術70』を紹介しました。
僕自身、入門英文解釈の技術70を使うまでは、知っている単語をつなぎ合わせてなんとなくで英語を読んでいたのですが、英文構造をしっかりと理解して、音読を繰り返すことで本当にスラスラと英語が読めるようになりました。
英文解釈を学ぶことで、英語がスラスラ読めるようになるぞ!
受験生はもちろん、大人なってから英語学習をやり直してる人にもオススメなので、ぜひ『入門英文解釈の技術70』を使って、英文読解力を爆上げしてみてはいかがでしょうか?
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