来年から社会人になるけど、なんか読んでたほうがいい本とかってあるかな?
社会人になって数年経つけど、全然仕事が上手くいかない…。
そんなアナタが今読むべき本、それが『コンサル1年目が学ぶこと』です。
新社会人だけではなく、全ビジネスマンが備えておきたいマインドや考え方がバッテリわかる一冊だぞ!
『コンサル1年目』とタイトルにありますが、正直『全ビジネスマンが読むべき』だと僕は強く感じました。
逆に言えば、ビジネスマンでこの本に書いてある内容を理解できていないとちょっとマズイかもしれないので、ぜひこの機会に読んでみましょう。
コンサル1年目が学ぶことの簡単な紹介
『コンサル1年目が学ぶこと』は2014年に大石哲之さんによって出版された本です。
タイトル | コンサル1年目が学ぶこと |
著者 | 大石哲之 |
出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2014年7月30日 |
ページ数 | 224ページ |
言語 | 日本語 |
『コンサル1年目が学ぶこと』では、コンサルタント1年目の新社会人だけではなくビジネスマンが
普遍的に役立つスキル
を身につけるために作られた本です。
本書を読むことで
- 職業、職種を問わず15年後も役立つ普遍的なスキルを
- 社会人1年目で学ぶような基礎的なレベルから
理解できるようになっています。
本書で紹介するスキルは4つに分かれており、
この4つの観点から、必ずに身につけておきたいスキルを丁寧にわかりやすく解説してくれているのです。
特に大切だと思った3つのポイント
次に『コンサル1年目が学ぶこと』を読んで、特に僕が大切だと思った点を3つ紹介します。
どれも大切なことばかりだけど、その中にでも特に大切だと思った3つのスキルだぞ!
1.数字というファクトで語る
突然ですが、世界の共通言語とは何かわかりますでしょうか?
フッ…これは簡単だね。正解は『笑顔』さ。笑顔が世界の共通言語!
…まあ、それも大切なことだな…。
多くの人は『英語』と答える方が多いかも知れませんが、世界の共通言語は
数字
です。
どこの世界でも、1という数字に1を足したら2になりますし、動かしようのない、普遍の事実なのです。
コンサルタントというのは1年目であったとしても自分よりも年上で経験豊富なクライアントと話す機会が少なくありません。
そんな時に武器になるのが『数字というファクト(事実)』です。
ファクト:自分の経験談や、気の利いた言葉ではなく、動かしようのない事実=『数字』
数字というのはアナタにとって最大の武器になります。
例えば『飲食店で新しいメニューを考える』というお題があったとします。
この時に
う〜ん、最近まあタピオカが流行ってたし、タピオカとかどうですかね?
このような無根拠の意見を言うのではなく、
- 市内の子供の数が前年度に比べて15%増加している(数字)
- 実際、市内ではファミリーマンションたくさん建設されている(ファクト)
- そのため、子供向けのメニューを作るべきだ(ロジック)
このように『数字』を利用して主張するのが効果的なのです。
意見は否定されることがありますが、事実は否定しようがありません。
そのため、自分の意見を主張する時は『事実=数字』のデータを集めてくることが大切なのです。
2.相手の期待値を正確に把握する
ビジネスをするうえでいちばん大事なものはなんでしょうか?
これはやっぱりあれでしょ…やりがい!
そうだな…それは確かに個人的には大切なことかも知れないな…。
やりがいやお金といった回答はあくまでも個人的な部分です。
そうではなく、ここでは『どうしたら常に評価と相手の信頼を得られて、次も仕事が来るようになるのか』という問いです。
この答えとしてはズバリ
相手の期待値を超え続けること
なのです。
顧客や消費者の期待値を超え続けること、上司の期待値を超え続けていくこと。
これこそがビジネスにおける1番の秘訣なのです。
そして、その際に1番大切になってくることが
『相手の期待をしっかりと把握すること』です。
具体的な例として、アナタが靴屋の店員だったとします。
『普段立ち仕事が多いから、動きやすい靴を紹介してほしい』と期待しているお客様が
靴を探していて…良い靴ないですかね?
と訊ねてきているのに、その期待をしっかりと把握せずに
この靴、最近流行りでオシャレですよ!
と、機能性よりもデザイン性を重視した靴を紹介してしまうと、相手は『期待を把握してくれなかった=不満につながる』ということになりかねません。
相手の期待をしっかり把握すること、そしてその上で、相手の期待を超えること。
これがビジネスにおいては鉄板で大切なことなのです。
3.スピードと質を両立する
質が高いものを、時間をかけて作る
vs
まずはスピード重視で完成させて、改良を重ねる
ビジネスの現場においては、どちらのほうが良いでしょうか?
これは…スピード重視のほうが良い気がする!
その通り!ビジネスの現場に置いてはスピード重視で改良を重ねたほうが良いケースのほうが多いぞ!
ビジネスにおいて大切なのは『Quick and Dirty』です。
直訳すると「素早く、汚く」ということです。
時間をたっぷりかけて完璧なものを目指すよりも、多少汚くてもかまわないので、とにかく早く作る。
そして、その作ったものに対して改良を重ねていったほうが、より短期間で質の高いものが結果として作り出せる、という考えです。
例えば上司に「3日後までに資料を作ってこい!」とアナタは言われました。
した場合、どのようなことが起きるでしょうか?
前者の場合。
完璧ではなかったとしても、一旦完成した資料を確認することができるので上司からすると
- 資料の進捗状況をいち早く把握できる
- 改善点があればその際に指摘することができる
これらのことが可能なので、3日後までまだ時間がありますし、改善してより良い資料を作成することが可能です。
ただ、後者の場合。
『3日後』という期限を最初に設けてるため
- 改善点があっても改善するまでに時間がない
- 2日間あれば改善できた時間が無駄になる
このようなことになりかねません。
素早く、汚く。完璧でなくてもいいから早く結果を出すことを意識するのが重要なのです。
『コンサル1年目が学ぶこと』がオススメの人
『コンサル1年目が学ぶこと』がオススメな人は以下の通り。
ただ、本当のことを言うと『全ビジネスマン』にオススメだぞ!
1.新社会人になる前の大学生
新社会人になる前の大学生は『必読』の一冊と言えるでしょう。
この一冊を読むことによって周りと差をつけた状態で入社することができます。
良いスタートダッシュを切りたいなら、必ず社会人になる前に読んでおきましょう。
2.仕事がうまくいっていない社会人
仕事がうまくいってない社会人のアナタは、大切な何かを忘れてしまっているのかもしれません。
本のタイトルには『コンサル1年目が学ぶこと』とありますが、この本に書いてあることを理解できてないまま社会人をなんとなく過ごしてしまっていた…なんて人は少なくないはずです。
仕事がうまくいってない人は、ぜひもう一度この本を読んで切り替えてみましょう。
『コンサル1年目が学ぶこと』はどこで買うことができる?
『コンサル1年目が学ぶこと』は、全国の書店や、Amazon、楽天、yahooなどで買うことができます。
それ以外でしたらKindle Unlimitedがオススメです。
Kindle Unlimitedでしたら200万冊以上の電子書籍が読み放題。amazon会員(無料)であれば誰でも登録でき、スマホやパソコンでどこでもすぐに読むことができます。
月額980円で利用可能なので、書籍1冊購入するよりもお得に読むことができるのがポイント!
今ならKindle Unlimitedが30日間無料読み放題キャンペーン実施中
『コンサル1年目が学ぶこと』がKindle Unlimitedの対象化はこちらで確認!
さいごに:『コンサル1年目が学ぶこと』はビジネスマン必読の1冊
ここで紹介した内容だけではなく、コンサル1年目が学ぶことでは他にもたくさんの重要なポイントがまとめられています。
絶対に読んでおきたい1冊だぞ!
例えば
- 相手に理解してもらえるように話す
- エクセル、パワーポイントは、作成スピードが勝負
- コミットメント力を学ぶ
などなど…とにかくどこを切り取っても、重要なポイントしかありません。
ビジネスマンとして能力を高めたい方は、ぜひ読んでみましょう。
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