就活の時期に『休学』を選択するのは、決して逃げではない。
就活の時期が迫ってきてるけど…まだまだやりたいことがたくさんある…休学するのってありかな？
この記事を書いてる僕は実際に、大学生の頃『周りが就活をしている中』休学をして、フィリピンのセブ島へ留学に行きました。
実際に『就活の時期に休学』を経験した僕が、先に結論からお伝えすると
就活の時期に休学するのは逃げではない（ただし、目的を持ってたほうがいい）
実際に休学をしたけど、後悔はしてないよ！（反省してる点は結構あるけども）
とはいえ、周りが就活している中『休学』の選択を取るのはかなり勇気がいることだろう。
そこで今回の記事では
- 就活の時期になってしまったけど、やりたいことが見つからない
- 就活をしたくない…休学してなにか挑戦したい
- 就活の最中に休学しても大丈夫かな？
こんな悩みを抱えている人のために『僕自身の経験談』や『就活の時期に休学するメリット・デメリット』を紹介する。
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就活の時期に休学した僕の体験談
さっそくではあるが、僕自身が『就活の時期に休学した時の話』をしよう。
結果論にはなってしまうが、僕は『あの時、休学をしてよかった』と今でも思う。
ただ、それと同時に『もっとこうしてればよかったな』と思うことがあるのも事実。なので、これから休学を考えている方にとって少しでも参考になれば幸いだ。
そもそもなぜ就活の時期に休学したか
そもそも、なぜ就活の時期に休学という選択を取ったか。
恥ずかしながら、正直に言うと最初の理由は『完全に就活から逃げたかったから』だ。
え！？結局逃げじゃないか！
あの頃の僕は、どうしても日本の『就活』という文化を受け入れることができなかった。
- 授業をサボって遊んでた友人が急にスーツを身にまとい真面目を演じる
- みんな髪の毛を黒く染めて同じような雰囲気
- 面接では嘘つき大会
「こんなことをしないといけないのか…」と絶望していたのを覚えている。
もちろん、大人になってから就活といっても、上のようなイメージのものばかりではないことに気づいたし、完全に当時の僕のリサーチ不足が原因。
このままじゃいけないことはわかってる、けど、マジでなにもしたくないし、特に入りたい会社もない…どうしたらええねん…
なんてことを考えつつ、ネットサーフィンをしては、たまに就活情報をチラッと見て、Twitterを見て、インスタを見て、またネットサーフィンをして、自堕落な生活を送っていた。
そんなある日、ネットで『大学生におすすめ！セブ島留学』といった内容の記事がたまたま目に飛び込んできた。
アメリカの文化や、英語が昔から好きだったこともあり『これだ！』と直感的に思ったよ！
『この機会を逃したら絶対に後悔する…』と思った僕は、すぐにセブ島留学の資料を請求
した。
休学をするまでの流れ
「休学しよう」と決めたのが2018年の2月頃。
まずはゼミの相談に報告をした。
すんません。セブ島に留学に行きたいので半年間、休学します。
！？就活は大丈夫なのですか？半年休学するなら今の単位を考えると半年留年扱いになるので、卒業の時期もズレますが…。
かなり心配されたが、自分の人生だと振り切って、そのまま大学に休学申請を提出。
めちゃくちゃ急展開だな…。
そこからは留学エージェントの方と相談して、かなり急ではあるが2ヶ月後の4月から約4ヶ月ほどセブ島留学へ行くことが決定したのだ。
友人から言われた『就活から逃げるんだね』という言葉が魂に火をつけた
セブ留学に行くことが本格的に決まってからしばらくたったある日。
大学でのいつものメンバーで鳥貴族に飲みに行ったのだが、そこで友人から言われたある一言が僕の魂に火をつけることになる。
なあ。みんなが就活で頑張ってる中、セブ島に行くってさ、それ『逃げてるだけ』だよな？
この言葉を言われた時、僕は何も言い返せなかった。
休学を決めた時、口では『将来のために〜』なんて前向きなことを言っておきながら、正直『就活から逃げたい』が本音だった。
だからこそ、この言葉を言われた時『ただ休学するだけではなく、価値のある休学にしよう』と心に決めたのだった。
セブ島留学で過ごした時間はかけがえのない財産となった
セブ島留学では『1日8時間、みっちりと英語学習』のスパルタコース。
『飲んで遊んでの生活を過ごしていた限界大学生』の僕にとって、精神を叩きなおすには最適な環境だった。
英語に関しては、レベル別で9段階のクラスに分かれていたのだが、入学時は「一番下のクラス」だったのが、卒業時の時点で『上から二番目のクラス』まで上がることができた。
その学校に通っていた日本人の生徒で一番下のクラスから卒業時点で上位クラスまでレベルを上げれたのは過去にも数人しかいなかったらしい（自慢）
さらに、英語だけではなく本当にたくさんのことを経験して、学ぶことができた。
- 他の国の人の文化や価値観、考え方
- 日本がどれだけ恵まれているか
- 目標を達成することで得られる成功体験
- 規則正しい生活
- 日常会話レベルの英会話能力
- 一生涯の友人との出会い
などなど。その恩恵は計り知れなかったのだ。
今でもセブ留学で出会った友人と連絡を取ることもあるし、日常会話程度の英会話なら問題なく話すことができる。
なので、結果としてはセブ留学に行って良かったと思ってるし、あのタイミングで休学してよかったと僕は思う。
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就活のタイミングで休学をして感じた後悔
ただ、就活のタイミングで休学をして『良かったこと』ばかりではない。
僕の場合、今でも後悔しているのは
休学が終わった後の計画を立てれていなかった
マジでこれに尽きる。当時の自分に戻れるなら顔を引っ叩いてでも
マジでお前、この休学の時間を無駄にするな！ばかやろうが！！
と、語りかけてあげたい。
というのも、僕は元々、限界大学生（飲んで食って寝て単位落として）だったので、とにかく自堕落だった。
休学の期間は本当に英語学習にのめり込んで、もうそれは誰が見ても『マジで頑張ってる人』だったのだが…。
日本に帰国して、休学期間が開けて、いざ大学が再開したらみんなはもう就活が終わっていて遊びまくりモード。
そう…僕は休学期間が終わった後の計画を何も立ててなかったからみんなと一緒に遊びまくってしまったのだ。
マジの、バカじゃないか！
そうだよ…本当に本当に後悔してるねコレに関しては…
結果的に、1年後の就活もまともに取り組まず『年収1000万円稼げます』という言葉に乗っかって不動産業界に就職。超絶ブラック企業でパワハラに耐えきれず、わずか10ヶ月ほどで退職した。
なので、就活のタイミングに休学したのは『休学をしたこと』には後悔はないが『休学が終わった後の動き』にはものすごく後悔している。
就活のタイミングで休学するメリット
就活のタイミングで休学するメリットは以下の通りだ。
- まとまった時間で自己投資ができる
- 自分自身を見つめ直すことが可能
1.まとまった時間で自己投資ができる
まとまった時間を作ることで、自己投資をすることができる。
- セブ留学で英語学習
- 筋トレをしまくって自分を変える
- 行ってみたかった国へ旅行
- スクールでプログラミングを習得
社会人になったら、なかなか学生以上にまとまった時間を作ることが難しくなる。
そのため、学生の間に休学を使ってまとまった時間を作ることができるのは非常にメリットだと言えるだろう。
なにより、学生の時期にスキルを身につけておくと将来自分がしたい仕事などに活かすことだってできる。
2.自分自身を見つめ直すことが可能
就活で自己分析やら、学生時代に頑張ったことなどを急に聞かれても
は…自分のことなんてわからんのだが…？飲み会盛り上げたことぐらいしか頑張ったことねーよ…
なんて人は、休学を利用することで自分自身を見つめなすことができるはずだ。
学生なら1ヶ月も全力で短期バイトすれば、翌月には海外に行くことだってできるのだ。
- 東南アジアで激安バックパック旅
- 日本国内を原付バイクで1周
- パワースポット巡り
- 世界遺産を見に行ってみる
インターネットが発達した今、スマホ一つでほとんどの知識や情報は簡単にみにつけれるようになったが『経験』や『体験』は、実際に自分がその場にいないと味わえない。
経験や体験を通して、自分自身を見つめ直すことができるだろう。
就活のタイミングで休学するデメリット
逆に就活のタイミングで休学をするデメリットは以下の通りだ。
- 目的なく休学したら詰む
- 取得単位によっては留年する
1.目的なく休学したら詰む
目的なく休学したら、マジで詰む。詰むぞ本当に。
実際に
なんか先輩が休学してたんで、僕も休学することにしました！笑 休学してからやりたいことゆっくり探そうかな〜と思って！
なんて言ってる後輩がいたが、結局自分自身で何がしたいのかわからないまま時は流れ、さらにまた休学し、結局そのまま大学をやめてしまった。
多少、逃げの姿勢だって別にいい。ただ『目的』は必ず持つべき。
別にそれはどんな目的だって良いのだ。人から馬鹿にされたり、逃げてるって言われようが『アナタ自身の人生』なんだから。
1番避けるべきは『とりあえず、休学するわ』というノリ。ノリと勢いが人生で大切になる時もあるが、間違いなくここではない。
また、僕自身の後悔でも語ってたように『休学が終わった後どうするか』も必ず考えておくべきだろう。
例えばunistyleなどのサービスであらかじめ『どんな業界があるか』などを知っておくのも一つだ。
unistyleなら『実際に面接を通過したES』などをみることができるから、休学中にESに書けそうな体験をとにかくやってみる、なんてのもアリだろう。
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2.取得単位によっては留年する
取得単位がギリギリの人が就活の時期に休学すると、留年する。
実際に僕は留年して、半期だけ大学に通うことになった。コレが結構しんどいのだ。
大人になると『4月〜8月の前期』なんてくそほど短いし余裕やんけ！と思うのだが、学生にとっての4ヶ月は結構長い。
僕はこれがマジで苦痛だった（自業自得）
一緒に入学した周りはみんな卒業しているし、下の学年の子たちと一緒に授業を受けるのも結構苦痛だし、なによりも1年後就職した時『自分の年齢の一個下』と同期になるのだ。
もちろん、人によっては
年齢？年齢なんてただの数字でしょ？
なんて思える人もいるのだろうが、僕はどうしても自分より年下の子にタメ口で話しかけてこられるのが、すごくなんというか、嫌だったのだ（ただの心が狭いやつ）
だから、年齢を気にする人にとっては、結構デメリットだと思う。
まとめ：君は、どうしたい？
いかがだっただろうか。
僕から言いたいことはひとつだけ。
君は、どうしたい？
やるか、やらないかなんて結局、君次第だ。
正直、就活の最中に休学するのは、かなり勇気がいることだし、別に全員にオススメできるようなことではない。
休学したからって何かが変わるとは限らないし、むしろ就活の時期が遅れるのは大変なことも多いだろう。
ただ、休学をすることで得られたことは人生において一生涯の経験になり、アナタにとってのスキルになるはずだ。
とりあえず何をしたらいいかわからない…なんて人は、僕も行ったセブ島留学の資料を無料請求てみたらいかがだろうか。
いちばん大切なのは、まずは小さなことでもいいので、行動してみること。
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