Awich|Kアリーナライブレポ【セトリや無料視聴する方法も】

HIPHOP
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AwichのKアリーナライブが、アナタの常識やしがらみを取っ払ってくれることだろう。

2023年11月5日。同年9月に開業したばかりの『Kアリーナ』にて、ラッパー・Awichの

Queendom-THE UNION-

のライブ公演が開かれた。

客演にはCHICO CARLITOを始めとする沖縄勢のラッパーや、LANAなどの新鋭フィメールラッパー、さらにはJP THE WAVY、YZERRなど『GILA GILA』でfeatしていた日本を代表するラッパーも集結。

今回はそんな『Queendom-THE UNION-』のライブレポやセトリ、そして無料視聴する方法を紹介する。

特に、以下のような人は必ず視聴するべきだ。

  • Awichを最近知ったばかりの人
  • Awichの曲は普段から聴くけどライブは見たことがない
  • 最近、あまり元気がでないし今の自分に満足していない

先に結論からお伝えするとAwichの『Queendom-THE UNION-』ABEMAで無料視聴することができる。

14日間無料体験が付いていて、無料期間中に解約した場合一切お金はかからないのでぜひこの機会にABEMAに無料登録してAwichの『Queendom-THE UNION-』を視聴してみてはいかがだろうか。

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Awichの経歴やプロフィール

この記事を読んでくださる方で『Awichって誰やねん』と思う方はそこまでいないと思うが、念のため軽くAwichについて紹介する。

名前Awich
本名浦崎亜希子(うらさき あきこ)
出身沖縄県
職業歌手、ラッパー

Awichは沖縄県出身の日本を代表するラッパー。

14歳頃、沖縄のビデオ屋さんで2Pacのアルバム『All Eyes On Me』を聴いてHIPHOPの魅力に惹かれ、後にアメリカのアトランタへ留学。

2008年、アトランタにて14歳年上のアメリカ人男性と結婚。娘さんも出産するが、旦那さんは銃殺されてしまい死別。

そこから沖縄に戻り途方に暮れていたが、音楽活動を再開。

2017年にANARCHYとの楽曲『WHORU』とYoung JuJu(現KEIJU)との楽曲『Remember』を発表し、世間にその名を知らしめた。

そこからも精力的に活動を続け、2021年にJP THE WAVYとYZERRを客演に迎えた『GILA GILA』は1000万回再生を誇るヒット曲となる。

さらにそこからも、国内国外問わず、さまざまな有名アーティストと楽曲を制作し、2022年には武道館ライブを行い、今回2023年に『約2万人』動員できるKアリーナにてライブを成功させたのだ。

Kアリーナ『Queendom-THE UNION-』のライブレポート

『Queendom-THE UNION-』を見た感想

まず、断言できるのは『Queendom-THE UNION-』は絶対に見たほうがいい。

この言葉はできる限り使いたくないが、このライブを見てない人は『人生の半分を損している』と言っても過言ではない。

僕自身、国内外問わずにさまざまなアーティストのライブを見てきたがここまで『泣いて、笑って、感動して、勇気をもらったライブ』は他になかった(それはちょっと盛ってるけども)

Awichのパフォーマンスはもちろんすごい。ただそれ以外の

  • DJとダンサー1人1人による盛り上げ
  • 客演が全員超絶豪華
  • 笑いありの演出
  • 涙不回避の展開ありすぎ
  • 客とAwichの一体感

などなど、良かった部分を挙げだしたらキリがないから〜(突然の藤井風)状態だった。

『Queendom-THE UNION-』を見終わった後、周りの友人にも「ABEMAで見れるから、マジでいいから見ろ!」とオススメしまくったぐらい、最高だった。本当に本当に最高のライブだった。

今ならABEMA2週間無料視聴可能なので、ぜひこの機会に見ることをおすすめする。

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『Queendom-THE UNION-』のセットリスト(セトリ)

そんな『Queendom-THE UNION-』のセットリストは以下の通りだ。

1.THE UNIONAwich
2.GuerrillaAwich
3.ALI BABAAwich feat.MFS
4.イケメンタルAwich feat.NENE
5.Bad Bitch 美学 REMIXAwich feat.NENE,LANA,MaRI,AI&YURIYAN RETRIEVER
6.口に出して2Awich
7.Shut DownAwich feat.CYBER RUI
8.Call On MeAwich
9.琉球愛唄RemixAwich
10.NINGEN State Of MindⅡ RemixRITTO feat.Awich
11.RASEN in OKINAWAAwich,唾奇,OZ World&CHICO CARLITO
12.LONGINESS REMIXSuglawd Familiar,CHICO CARLITO&Awich
13.TSUBASAAwich feat.Yomi jah
14.Wait for meAwich
15.RevengeAwich
16.Burn DownAwich feat.GADORO
17.Twinkle StarsAwich&STUTS feat.BIM
18.かくれんぼAwich
19.RememberAwich feat.KEIJU
20.Link UpAwich feat KEIJU&¥ellow bucks
21.洗脳Awich feat.DOGMA&鎮座DOPENESS
22.やっちまいなAwich feat.ANARCHY
23.WHORUAwich feat.ANARCHY
24.GILA GILAAwich feat.JP THE WAVY&YZERR
25.QueendomAwich
26.Love Me UpAwich
27.Bad BadAwich

全部超個人的感想を述べているのと、伝え忘れていたが敬称略のため、万が一不愉快な気分になるようなことがあれば先に謝らせてほしい、大変申し訳ない。(あと、セトリもめちゃくちゃ確認したけど間違いがあった場合は併せてすみません)

1.THE UNION

ライブの始まり。2万人が見守る中、沖縄の伝統的な雰囲気からスタート。

最初に沖縄民謡の歌手の方?が「集えや集えや」と歌いだし、会場の雰囲気は今までにないぐらい張り詰めた空気が流れていた。

そこから切り替わり、Awichの「THE UNION」が流れ出すと会場中が大歓声。この時点で鳥肌不回避。

開幕初っ端からAwichのライブパフォーマンスと、その壮大さに圧倒されてしまった。

2.Guerrilla

続いてはバスケ日本代表のテーマソングにもなった『Guerrilla』だ。

冒頭の『THE UNION』で会場の空気をすべて持っていったAwichが、一気に今からライブを盛り上げていくぞという気持ちが感じ取れる楽曲。

歌ってるAwich本人も、最初の『THE UNION』のパフォーマンスがうまくいったからか、緊張から解き放たれて『Guerrilla』ではイキイキしているように見えた。

3.ALI BABA(feat.MFS)

ALI BABAは新鋭フィメールラッパーであるMFSとの楽曲だ。

最近話題になっているので新鋭と呼ばれがちだが、MFSは4年ほど前から楽曲『Bow』などでも人気を集めている実力派ラッパー。

正直、個人的にはこの楽曲が今回のライブでも3本の指に入るぐらい印象的だった。

というのも、MFSとAwichのラップがうますぎる。Awichはもちろんのこと、MFSが2万人規模のステージでここまでのラップを披露できるというのが衝撃的すぎた。

ただラップがうまいだけではなく、たち振る舞いなど含めても『完璧』だったのだ。

楽曲の中で2人が音に合わせて踊るシーンなども、会場からは大歓声が巻き起こっており、MFSはこれからのフィメールを代表するラッパーの1人だということを改めて認識させられた。

4.イケメンタル(feat.NENE)

AwichのライブではおなじみのNENE。

その奇抜な格好や独特なスタイルが注目されがちだが、改めて聞くとエネルギッシュなスタイルとブレない安定したラップスキルはさすがとしか言いようがない。

また、NENEはかっこよさの中にどこかミステリアスでキュートな一面があるので『言語化できない魅力』があるのだ。

毎回NENEとAwichの楽曲は、聞いてても「平伏せてしまう圧倒的、強者」な感じがある(語彙力)

だからこそ聞いてたら「自分が強くなったような気になれる」のだ。

実際今回も、力強いパフォーマンスで見ている人に元気を与えてくれていた。

5.Bad Bitch美学 REMIX(feat.NENE、LANA、MaRI、AI&YURIYAN RETRIEVER)

2023年、国内のHIPHOPジャンルでもっともバズったと言っても過言ではない楽曲が『Bad Bitch美学』だ。

もともとNENE、LANA、MaRIでPOP YOURSをきっかけに作成された楽曲だったが、そこにシンガーのAIとお笑い芸人のゆりやんレトリバーが加わり、REMIXが作成された。

当たり前のように会場のボルテージはMAXになり、大歓声。

特に印象的だったのは、ゆりやんレトリバーが音が少しズレてしまったところがあったのに、周りが助けてすぐに元に戻した部分だ。

ゆりやんレトリバーのラップのスキルの高さと、6人で1つの楽曲を作り上げているという一体感によって会場のみんなも惹き込まれていっていた。

6.口に出して2

Awichは『口に出して』という言葉が好きで、以前のアルバム『Queendom』ではBADHOP協力のもと『口に出して』という衝撃作を発表した。

これは性的な意味での『口に出して』と、なにか言いたいことがあるのなら『口に出して』というダブルミーニングになっている。

前回作の『口に出して』では、かなり挑発的な楽曲だったが、今回の『口に出して2』では曲調が一変。

親の前で聞いていても問題ないような楽曲になっている。

楽曲の中での『I love you I need you I miss you I want you』という部分を会場全員で歌っていたのだが、その日のイケイケAwichから、少しずつエモーショナルな雰囲気へと変えていった。

7.Shut Down(feat.CYBER RUI)

ABEMAの番組『ラップスタア選手権』で一躍有名となったCYBER RUI。

どこか2000年代初期を彷彿とさせる曲調と、ダンサーと共にパラパラを踊るCYBER RUIがとってもキュートだった。

楽曲自体もAwichの中では少し珍しい雰囲気なので、好き嫌いが分かれるかもしれないが、個人的にはかなり好きな楽曲。

CYBER RUIはラップスキルも高く、ステージでのパフォーマンスも堂々としているので、間違いなく今後もっと伸びていくことだろう。

8.Call On Me

Awichの中でも『聴いててシンプルに盛り上がる』楽曲。

イメージとしては、ダンスを習ってる中高生が帰り道に永遠リピートして聴いてそう。(どんなイメージだよ)

HIPHOPというジャンルに少し抵抗がある方でも、違和感なく耳に入ってくる、そんな楽曲だ。

ライブでは曲のサビ部分で、Awichの娘さんのTOYOMIちゃんがダンスパフォーマンスを披露。

TOYOMIちゃんがまだ9歳ぐらいの頃から知っている立場としては、TOYOMIちゃんが力強く、なおかつ超絶うまいダンスを披露しているのを見て「すげー!!」という感想と、どこか感動してしまいこの時点で少し涙腺がゆるくなっていた(誰目線やねん)

Awichを昔から応援している人からすると、AwichとTOYOMIちゃんの関係性は切っても切り離せないものであり、TOYOMIちゃんの成長はファン全員が見守っているはずだ。

9.琉球愛歌 Remix

ここからはAwichの地元、沖縄のラッパーが集結し、沖縄の魅力をふんだんに伝えてくれる時間だ。

Awichの楽曲の中でも、きっとAwichのことを知らない人でも泣いてしまう『琉球愛歌Remix』。

元々の原曲は同じ沖縄出身の先輩にあたるMONGOL800の『琉球愛歌」だ。

先程のTOYOMIちゃんのパフォーマンスで少しウルッときているところに、会場中にスッと響き渡る

「忘れるな、琉球の心」

この時点で涙腺崩壊。普通に涙が溢れてきてしまった。

沖縄という土地に関しての歴史や、知るべきことというのはここでは割愛させていただく。

ただ、この曲を聞けば、Awichという人間がどれだけの経験を積んで、そしてその背景にはさまざまな人たちがいて、僕たちに思いを伝えてくれているということがわかるはずだ。

10.NINGEN State Of Mind Remix(RITTO)

そして、琉球愛歌Remixでガッツリと観客のハートをつかんだ後に、NINEN State Of Mind Remix。

この流れはこの記事を書いている今も、思い出すだけで鳥肌がぶわぁぁと立ってくる(もちろん良い意味)

RITTOは沖縄石垣生まれのラッパー。いわゆる沖縄のOGだ。(偉大な先輩という意味)

RITTOの心地よい声から奏でるラップと、Awichがアトランタから沖縄に帰ってきた情景が一瞬で思い浮かぶリリックでさらに涙腺崩壊。

「本日何回目ですか?」と自分に問いかけたくなるぐらい涙が溢れでてきてしまった。

11.RASEN in OKINAWA

だからといって、涙ばかりではないのがAwich。

人間、弱さも愛。強さも愛なのだ。(!?)

一気にまた雰囲気は変わり、レッドブルサイファーで披露した『RASEN in OKINAWA』が流れ出すと、会場中大歓声。

特に2017年頃の唾奇を知っている立場からすると、2023年になってこうして唾奇がバッチバチにラップをかましていたのは感慨深いものがあった。

12.LONGINESS REMIX

沖縄の後輩ラッパーたちであるSuglawd FamiliarのLONGINESSにAwichとCHICO CARLITOが加わったこの楽曲。

この楽曲も2023年バズった曲の一つだろう。

『リーズナブルの完成度+スケスケまくりのimitation』

という歌詞は何度も呟いてしまう。

今回のライブで1番印象的だったのはSuglawd FamiliarのOHZKEYのパフォーマンスだ。

多分、沖縄の先輩たちが自分の出番までにバチバチにかましてたからか、テンションが上がっていたのだろう。

ライブパフォーマンスがものすごく力強く

「沖縄のこれからはSuglawd Familiarに任してくれて全然大丈夫だぜ」

と言わんばかりの、見ていてとても元気がでるパフォーマンスだった。

13.TSUBASA(feat.Yomi Jah)

沖縄が米軍統治下から日本に復帰して2022年で50年。

その当日に発表された楽曲がこの『TSUBASA』だ。

この楽曲は、TOYOMIちゃんが通う小学校に米軍ヘリの窓が落下した2017年の事故がきっかけ。

米軍基地が集中したり、今もなお不条理の中で育つ沖縄の子どもたちに、力強く羽ばたいてほしいという希望を込めて作られた。

楽曲の中ではTOYOMIちゃんもラップをしているのだが、

「No matter what you are みんな同じ人間なんだね」

というリリックで、少し収まっていた涙腺がまた崩壊。

そしてその崩壊した涙腺は、次の楽曲でさらに溢れ出すことになる。

14.Wait For Me

Awichが娘であるTOYOMIちゃんに向けて作った楽曲。

ライブでは2人が横並びに座って、Awichが歌を歌い、TOYOMIちゃんがそれを聴くというシンプルなパフォーマンス。

ただ、それでいい。この2人の関係に派手な演出などいらず、見てる観客も息を呑む。

この楽曲は『THE UNION』に収録されているのだが、ぜひAwichとTOYOMIちゃんがが今までどんな人生を歩んできたかを知った上で聴いてみてほしい。

ライブでも当たり前のように聴いてて号泣してしまったが、この楽曲はいつどこで聴いても、マジで泣いてしまう。

『Queendom-THE UNION-』の中でも個人的にはトップ3に入るパフォーマンスだった。

15.Revenge

そして、AwichのライブではおなじみのRevenge。

ここでいうリベンジは『誰かを憎むことではなく、自分が解放されてあがっていくこと』だ。

この楽曲はかなり深い。正直ここでは語りきれないほど深い。

女帝やQueenと呼ばれるAwichだが、このような楽曲を聴くとAwichがただの「イケイケラッパー」ではないことがわかる。

深い苦しみや痛みをしっているからこそ、書くことができるリリック。まだ聴いたことがない人は一度ライブを見て、さらに音楽アプリで歌詞を見ながら聴いてほしい。

16.Burn Down(feat.GADORO)

個人的に、この楽曲が宮崎のライブで初披露されたことを知った時

「GADORO?あのGADOROとAwichが!?」

と思ったのだが、いざ楽曲を聴いてみると

「うん、これはGADOROが最適だな」

と首を縦に振ってしまった。

GADOROというとMCバトルで活躍しており、僕自身が借金まみれだった20歳前後の頃に『クズ』という楽曲を聴いては励まされていた思い出がある。

この楽曲はいわゆる現代の『誹謗中傷』に対してのメッセージが込められている楽曲であり、Awichはもちろんだが、GADOROのリリックが刺さりまくる。

この曲を聴いた人が1人でも多く誹謗中傷に対して今一度考えるきっかけとなることを願う。

17.Twinkle Stars(feat.BIM)

トラックメーカーのSTUTSとBIMの3人で作り上げた楽曲。

楽曲の良さはもちろんのことだが、その後にSTUTSとBIMとAwichの三人でトークタイムをしていたのが面白かった。

特に、自分のディグが足りてないだけだが、STUTSとAwichが喋っている姿が新鮮だったので、純粋に「お〜〜喋ってる!」と感動を覚えた(小並感)

18.かくれんぼ

この楽曲もアルバム『THE UNION』に収録されている楽曲だ。

正直、タイトルを見ても、始めて聴いたときも「これはあんまり好みじゃないかな」と思っていたのだが、ライブで聴いて「なんだこの神曲は…」と心を撃ち抜かれた。

特にサビの

「もういいかい、もういいよ 痛みも苦しみも Say good bye」

というリリックは1日1回は必ず口ずさんでしまう。

この楽曲は正直、HIPHOPが好きじゃない人でも絶対に良いというはず。

Awichは『HIPHOPというカルチャー』をしっかりと理解しているからこそ「ラッパー」としての芯はブレることがない。

ただ「かくれんぼ」のような大衆も共感して聴くことができる楽曲を作り上げてくれるので「そりゃこんだけ多くの人を惹きつけるわけだよな」と納得させられる。

19.Remember(feat.KEIJU)

会場中に響き渡る「I’ve always been by your side」というリリック。

いまや日本語ラップの殿堂入りとも言えるAwichのRememberだが、登場してきたのはまさかのゆりやんレトリバーと芸人のナダルだ。

この2人は、AwichとKEIJUが『THE FIRST TAKE』で披露したパフォーマンスをゆりやんレトリバーのチャンネルでオマージュしており、今回のライブで披露したのだ。

正直、芸人としてのナダルが好きな自分としては大爆笑だった。面白い。

特にKアリーナでAwichを見に来ている約2万人の観客に向けて

「Kアリーナ、イッチャッテル」

と自分の持ちネタを披露したときは「Pow Pow Pow」と左手を挙げざるを得なかった。

パフォーマンスを終えて、控えに戻ろうとしたところ、本家であるAwichとKEIJUが睨んで立っているという粋な演出。

もちろんその後のパフォーマンスはAwichライブ恒例の『跳ねろ〜!』を聴くことができたので、超満足だった。

20.Link Up(feat.KEIJU&¥ellow bucks)

そこからKEIJUは残り、Link Upを披露。

日本でトップレベルに人気のラッパーである¥ellow bucksも登場し、会場のテンションはボルテージマックス。

この曲は個人的に、2年ほど前、二日酔いで死ぬほど体調が悪い日にどうしても行かなければいけない用事があり、シャワーを浴びたあと吐きそうになりながらもこの曲を聴いてテンションを上げたので、僕にとっての応援歌なのだ(知らねーよ)

そのため、もちろん今回のライブでも待ち望んでいたし、イントロが流れた瞬間テンションバク上げだった。

21.洗脳(feat.DOGMA&鎮座DOPENESS)

Awichの楽曲の中でも根強い人気がある『洗脳』。

QueenのAwichと、激渋なハスキー低音ボイスのDOGMA、そして匠で独特のフロウを操る鎮座DOPENESS。

「バカばっかだまったく」

というリリックは、聴いていて「それな〜」と思いつつ「いや俺も当てはまるのか…?」と少しドキリとする。

個人的にはAwichの楽曲の中ではあまり普段『洗脳』は聴かないのだが、だからこそ最初のイントロが流れ出すといつも新鮮な気持ちでパフォーマンスを見て、そしていつも圧倒され、喰らってしまう。

22.やっちまいな(feat.ANARCHY)

今やAwichのライブには欠かすことができないANARCHY。

毎回、毎回、本当にいつも思うことなのだが、ANARCHYは声がデカい。ラッパーで声を張るって、当たり前のようだが、ANARCHYは頭一つどころか二つも三つも他のラッパーと抜きんでてる。

だからこそ、ANARCHYの声は本当にバコーンと心臓と脳に直接響き渡るのだ。

「この人はいつまでこんなイケイケすぎるラップをかましてくれるんだろうか…」とワクワクするのだ。

この「やっちまいな」という楽曲ではAwichとANARCHYが掛け合いをするパートがあるのだが、マシンガンの打ち合いのようなヒリヒリ感があり、もう、とにかくすごいのだ(語彙力皆無)

23.WHORU?(feat.ANARCHY)

そして、ANARCHYのマイクパフォーマンスからのAwichの代表作の一つ『WHORU』だ。

『街の喧嘩小僧 ダチは前科者』

このリリックを知らない人がいるのなら、今すぐ聴くべきだ。日本語ラップを語る上でこの楽曲を避けて通ることなんて不可能だろう。

正直、2人が披露する『WHORU』は約7年前から実家に住む親の顔よりも見た気がするが、それでもヘッズをしっかりと納得させてくれるイケイケなパフォーマンスで、毎回感動すら覚える。

24.GILA GILA(feat.JP THE WAVY&YZERR)

国内最大級HIPHOPフェス『POP YOURS』で披露された巨大スクリーンを使った『SUPER GILA GILA』をKアリーナでも披露。

ダンサーと映像の演出がとにかくすごい。

「これ、本当に日本のラッパーなの?」

と疑ってしまうぐらい、もはや『海外のラッパーの映像』を見ているのかと思うぐらい規模がもうとにかくすごすぎる。

さらに満を持してYZERRが登場するシーンで会場はその日1番の大歓声。

「姐さんならもっといける、あの日YZERRが言ってくれた」

という言葉がどんどん現実になっていっているのだから、見ているヘッズとしてもワクワクが止まらない。

25.Queendom

そして『Queendom』だ。

この楽曲のMVを見たことがない人は、必ず見るべきだ。

Awichの今まで、そしてこれからが3分28秒に凝縮されている。

かなり繊細な楽曲なので約25曲以上の曲を披露してきた中で歌うのはかなりしんどかったと思う。

それでも、超絶盛り上がっていた観客に対して

「わたしは、まだ突き進んでいく」

ということを再提示しているかのような強さを感じた。

さらに、グラミー賞を取ることを宣言したり、2024年は海外に進出していくことを表明したりと「Awichすげー!」と1人で何度も呟いてしまった。

26.Love Me Up

Awichのライブでは外すことができないこの楽曲。

Awichがブランコに乗って宙に上がっていき、会場はみんなが来場時に渡された花を掲げるという素敵な時間。

超個人的な話だが、この曲を聞きながらあったかいお風呂に入ると、一日の疲れが癒やされるからオススメ。

しかし改めてライブで聴くと『やっちまいな』や『GILA GILA』のようなイケイケな姿を見せてくれるのに『LOVE Me Up』のようなキュートな楽曲も見せてくれるこのギャップが、ファンを惹きつける要素なのだと感じさせられた。

27.Bad Bad

ファンの中でも人気の高いこの曲。

僕自身も初めて聴いた時「Awich、ええやん」と思わず僕の中の島田紳助さんが登場したぐらい、この曲はいい。

聴いててなんだか爽やかな気分になれるし、なんというか、ライブの最後がこの曲だと「心残りなく」会場をあとにできる、そんな感じなのだ(どんな感じだよ)

「ああ、このライブを見て本当に良かったな」

そう思えるライブの締めだった。

まとめ:マジで人生で損したくないならAwichのKアリーナライブは見とけ!

いかがだっただろうか。

AwichのKアリーナライブを見終わった後、なんともいえない前向きな気持ちになったこの感情を、ぜひあなたにも味わってほしい。

Awichの『Queendom-THE UNION-』はABEMAに無料登録することで視聴可能だ。

いつ無料期間が終了するかわからないので、ぜひこの機会に無料登録して見てほしい。

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