今回紹介するBADHOPの隠れた名曲、すぐにプレイリストに入れてください。
2024年2月19日に前人未到の東京ドームにて解散ライブを行うBADHOP。
間違いなく日本のHIPHOPシーンの歴史に残る偉業であり、伝説として語り継がれていくクルーとなることだろう。
そこで今回は『BADHOPのヘッズ歴9年』の僕が、厳選して『BADHOPの隠れた名曲10選』を紹介する。
個人的な厳選なので「全然隠れてねーよ」という意見は勘弁してください。先に謝罪しておきます。すみません。（リスク回避）
もしも知らなかったらすぐにプレイリストに入れちゃおう！
さらにABEMAでは『BADHOP1000万1週間生活』を公開中。面白すぎるので絶対に見た方がいい。
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BADHOPとは
BADHOPは川崎南部出身HIPHOPクルーだ。
メンバーは全員で8人。
全員が個性的でハンパないスキルを兼ね備えているのが大きな特徴。
BADHOPは『日本で1番空気が悪い場所』と言われている川崎南部出身から、武道館ライブ、無観客横浜アリーナライブ、そして東京ドームという絵に書いたような成り上がりを成し遂げていった。
ちなみに、彼らの出身である川崎についてよく知りたい方は『ルポ川崎』を読んでみるのがオススメだ。
そんなBADHOPは2023年に突然解散を発表。
→BADHOPの解散理由と27CLUBの関係【不仲説？方向性の違い？】
さらに2024年2月19日にHIPHOPという畑では前人未到である『東京ドーム』でライブを決行することになったのだ。
→BADHOPの東京ドーム公演は埋まる？埋まらない？【結論：埋まります】
BADHOPの隠れた名曲10選
そして今回は『BADHOPの隠れた名曲を10曲』紹介する。
人によっては
全然隠れてねーよ！有名だわ！バカやろう！
と思う方もいるかもしれない。
あくまでも今回の記事は『Kawasaki Drift』や『HighLand』だけ知ってます！という人が対象の記事だ。そこのところは大目に見てほしい。
また、今回は全部Applemusicなどの各ストリーミングで聴くことができる楽曲の中からだけ厳選した。（ライブ会場限定で配られたCDに収録された曲などは除くということだ）
『BADHOP』として出している音楽だけではなく、メンバーのソロ曲なども含む。
1.Eivissa
『BADHOP1000万円1週間生活』にて飲み会のシーンで使われていたこともあり、最近好きになった人の一部で話題になった楽曲。
日本語ラップのクリエイター集団『BCDEM』が手掛けたアルバム『Fact Of Life』に収録されていたのが『Eivissa』だ。
当時、イケイケな曲が多かったBADHOPだが『Eivissa』では海沿いをドライブするのにピッタリな爽やかな楽曲だ。
2.Rich Friday
『BADHOP HOUSE』に収録されていた楽曲。
ゆっくり家でチルな時間を過ごしてる時に聴いても最高だし、夜ドライブをしながら聴くのもオススメ。
また、当時のBADHOPが成り上がっていることをじわじわと感じることができるのもポイント。
3.18
『BADHOP WORLD』に収録されていた楽曲。
YZERRは当時この楽曲に対して「はじめてガッツリした恋愛ソングを書いた』と紹介していたが、本当にガッツリ恋愛ソングだ。
リリックで「ライブ帰りの朝、地元歩いていた懐かしい姿、君を見かける。子ども見送る君とすれ違う、過去は振り返らない」
という部分があるのだが、当時、YZERRが書くリリックとしては少し新鮮な感じがあって驚いたのを覚えている。
4.Role model
Bark、G-K.I.D、Vingoの3人で制作された『REDRUM』のアルバムに収録されていたのが『Role Model』だ。
自分たちがこれからの世代の見本になるために、必死で成り上がりRole Model（見本）になるという意志が伝わる楽曲。
また曲調もどこか切なさを感じるメロウなフロウなので、聴いていても心地がいい。
5.NVM
こちらも先ほど紹介した『REDRUM』に収録されている楽曲で、G-K.I.Dのソロ曲だ。
一時期、僕自身も個人的にお金がなくて苦しい生活をしている時に、この曲を永遠とリピートして必死に生活していた思い出がある。
当時はまだメンバーの中では、ずば抜けて目立った存在ではなかったG-K.I.Dだが、当時から人一倍ラップに対して真剣に向き合い努力している姿がこの曲から伝わってくる。
6.Overnight
僕がBADHOPの、いや、国内のHIPHOPというジャンルにおいては1番好きな楽曲。それが『Overnight』だ。
多分、この楽曲のストリーミング再生回数は世界で1番多いという自信がある。（大げさ）
ちなみにYZERRがアトランタの有名なストリップクラブである『Magic city』に訪れた際も店内でOvernightを流してもらったという逸話がある。
7.The Best
DJ CHARIとDJ TATSUKIによるアルバムに収録された楽曲が『THE BEST』だ。
疾走感のあるT-PablowとYellow Patoの吐くバースがとにかくオシャレ。
実際に成り上がってさまざまな経験をしていないとできない表現ばかりが詰め込まれていて、なおかつそれをシンプルに表現されていて、完成度がとても高い楽曲。
8.Stand Up
双子のT-PablowとYZERRが2WINとして活動している際にだした楽曲だ。
この楽曲を改めて聴いてて鳥肌が立つリリックは『借金まみれの母子家庭で育った少年が、いつか当てられるドームのステージで照明』という部分だろう。
まだこの頃は「HIPHOPなんて…笑」とバカにされていた時代だったのに、実際に約10年後に東京ドームに立つのだ。すごすぎる。
9.Okay
Tiji Jojoがソロで出したアルバム『PLAYER 1』に収録されていた楽曲。
Tiji Jojoの聴き心地のいい声と流れるようなフロウで、いつまでも聴いてられる。
『Okay』以外も、このアルバムに収録されている楽曲は全部アタリなので、聴いたことがない人はぜひアルバム全曲を聴くべきだろう。
10.BAT MAN（REMIX）
BADHOPがMステにであと、Abemaで行われた緊急特番にて「BADHOPでも失敗することはある」とYZERRが残した楽曲、それがメンバー全員でREMIXした『BATMAN』だ。
個人的にはかなり好きなのだが、ライブでもまったく披露することがないので、メンバー的にもあまり納得がいってない楽曲なのだろう。
特にT-Pablowの最後の表現はバッドマンのストーリーを知っている人からするとかなりシャレオツなリリックになっている。
まとめ：BADHOPの隠れた名曲を聴いて今日も元気に生きよう
音楽のいいところは、生きる活力を与えてくれることだと僕は思う。
特にBADHOPの音楽はHIPHOPというカルチャーで、どん底から這い上がるための手段だからこそ、聴いていて、とってもすごく元気をもらうことができるのだ。
さらにABEMAでは『BADHOP1000万1週間生活』が公開中。面白すぎるので絶対に見たほうがいい。
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